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2012年9月5日

放射能測定機器の検証を行いました
■放射能測定機器の検証を行いました

あいコープみやぎでは、東北大学大学院環境科学研究科の協力のもと、 3インチウェル型NaI検出器のマルチガンマカウンター(PerkinElmer社製 2480 WIZARD2) で、食品中の放射能測定をおこなっています。

外部の放射能測定の専門の方[(有)DMA べこらぼ仙台]に依頼し、正しく測定できているのか、検証作業を行いました。

>>> 検証報告書:パーキンエルマー社 2480 WIZARD2の定量評価(PDF) <<<
※専門知識を持たない人でも分かりやすいように、できるだけ平易な言葉で書いていただきました。

報告書を簡単にまとめると次の通りです。
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■検証内容
 1.正確に測れているか?
 2.下限値は本当にセシウム合計25Bq/kgか?
 3.カリウム40が多く含まれる食品でも値が狂わないか?
■結果
 検証内容1・2・3、全て問題ない。
■結論
 検出下限は概ね妥当で、精度もよく、カリウム40の影響もしっかり考慮されている。
 ある程度はばらつきがあるので、25Bq/kg近傍の結果となった場合は、より正確な測定のために再度繰り返し測定するか時間を長くして測定する等したほうがよい。
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※結論に対して
 あいコープみやぎでは、セシウム合計12Bq/kg近傍以上の値が出た場合、繰り返し測定を行い、そこでも汚染の疑いがある場合は、さらに検査機関にてゲルマニウム半導体検出器による検査を行う手順としております。


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