活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

生協あいコープみやぎ2020年ビジョン策定中!

あいコープは東日本大震災の直後、これまで軸としてきた地産地消に基づいた食の安全安心や、地域の環境保全、地域福祉を掲げながらこのままこの地で存続していけるのかを検討し、2012年、『歩いて到達しよう3カ年ビジョン』を策定しました。

その後生産者と共に様々な対策を講じながら提供する食材の放射能測定にいち早く取り組み、組合員は自らエネルギーや地産地消について学習、発信しながら、被害の大きかった地域とどうつながっていけばいいのかを模索しながら、より良い地域社会を目指して進んで来ました。

その3ヵ年ビジョンを振り返りつつ、今、2020年に向けて組合員、生産者、職員が一体となって新しいビジョンを作ろうとしています。

新しいビジョン策定に向けて組合員に問いかけたあいコープみやぎの2020年の姿には、実に300を超える思いのこもったアンケートが集まり、その多くは『これまで通りの理念を貫き通すあいコープであって欲しい』という声でした。

2月5日、そのアンケートに応えた組合員を交え、生産者、職員と共に2020年ビジョン策定に向けたワークショップを開催しました。

その場に集ったのは70名にも及び、各テーブルごとに『食と農』『環境とエネルギー』『地域と福祉』『商品づくり』『事業と組織』とテーマを決め、普段は生産に関する内容でしかあいコープと関わらない生産者も、福祉や環境など、普段あいコープが活動している幅広いジャンルで、これからの生活協同組合あいコープみやぎの姿を共に考えることができました。

写真はワークショップの様子です。
生産者・職員・組合員が一緒になって、あいコープの未来について語り合いました。
あいコープの未来について語り合う

グループごとに話し合った内容は、紙にまとめて発表。
紙にまとめて発表

このワークショップの導入で行われた農産、畜産、水産、加工品、福祉に携わる各生産者のリレートークでは、『だれかがどうにかしてくれるのではなく、自ら関わってこそ』というメッセージに多くの参加者が共感し、『買うだけ、食べるだけ』の今からもう一歩進んであいコープの活動に積極的に参加する意味をかみしめる時間となりました。

リレートークの様子
リレートーク

現在開催している組合員交流会では、この策定中のビジョンに触れ、組合員皆さんが目指すあいコープの姿にご意見を出して頂くチャンスがあります。

まだ参加できる会場があります。
是非、いっしょにあいコープの未来像を描きませんか。

(おまけ)
この日の昼食は、99%あいコープ食材の「あいごはん弁当」!!!
99%あいコープ食材の「あいごはん弁当」

御献立

勝山館の和食の料理長と洋食の料理長と、ビジョン委員会コラボで実現したスペシャル弁当です。
参加された生産者、組合員、職員の笑顔溢れるランチとなりました(^o^)

(担当理事)