現在、新しい食パンを開発するため、組合員で組織された「食パンプロジェクト」が動いています。そのメンバーで、食パンの生産者となるパン工場と、米粉パンの原料米の圃場や製粉の様子も見学してきました!
集合写真
あいコープの米粉パンは、原料米は「大郷みどり会」、製粉は「わはわ味明」、パンの製造は「パン工房わはわ」。すべて大郷町。まさに大郷町のパンです。
※「わはわ」は、社会福祉法人みんなの輪が運営する事業所。障害を持つ利用者さんが製造に携わっています。
こちらは、米粉の原料米、大郷みどり会の圃場です。
大郷みどり会・西塚さんに説明していただきました。
田んぼ2枚分、3tちょっと収穫できる予定だそうです。
次は、米粉の製粉を行っている、わはわ味明へ。
最初に、職員の方に説明をしていただきました。
1日に約60kgの玄米を精米して、お米の色の選別、製粉、ふるいにかけて、製品にしているそうです。
こちらは製粉機。
熱を発しないタイプの製粉を行っているので、すりつぶして作るタイプより、劣化や酸化が抑えられる製法とのことです。
次はいよいよ、「パン工房わはわ」の見学です。
成型する場所(ガラス越しの見学です)
パン工房では、障がいを持つわはわの利用者さんと、スタッフのみなさんが、計量、こね、成型、焼き、袋詰めの作業を行っています。利用者さんのできることを尊重し、きちんと作業できるように、わかりやすい表示をしたり、色々な工夫がされていました。
もちろん、食品の製造ですので、手洗い、服装のチェックなども厳しく行っていました。
パン工房の桜田さんの説明。
商品が安全であることはもちろんのこと、みなさんが「おいしい」と言ってくれて、買い続けてもらえるように商品作りをしたいとお話を伺いました。
最後は、出来立ての試作品を試食しました。
試食で様々な意見が出されましたが、回を重ねるごとに、みんなに愛されるようなパンに近づいているのではないかなと思いました。
組合員の皆さんも、これからイベントなどで試食のチャンスがあります!
食パンプロジェクトのニュースなど、要チェックです(^^)
(食パンプロジェクト担当理事)