10の生産者をお呼びして、各地区で行われていた「みんなであいごはん」。今年度の最後は、米沢郷牧場の伊藤幸蔵さんをお呼びして「あいコープの産直鶏に迫る!」をテーマに開催しました。
一般的に「鶏は薬で育てる」と言われるくらい、投薬は常識となっています。米沢郷では、鶏を薬を使わずに育てるためにはどうすればよいか?を考えた結果、病気にさせないように健康的に育てることを目指したそうです。
そのこだわりの1つがエサ。主原料のトウモロコシや大豆は、遺伝子組み換えされていないものを使用し、乳酸菌を与えることで腸を元気にし病気を防いでいるそうです。
また、蜜飼いはせず適度に運動ができるように広々とした鶏舎で育てているとのことでした。
食べ物、生活環境、運動で健康な体が作られていくのは、人間も鶏も同じだなと思いました。
伊藤さんのお話の中で「子供たちに毒を食べさせるわけにいかない。」という言葉がとても印象的でした。
一般的な鶏の育て方との違いを聞くと驚くことも多く、日々何を基準に商品を選択するべきかを改めて考えさせられるお話でした。
調理開始!
伊藤さん自ら包丁を持ち、ササミの筋切りをして参加者と一緒に調理してくださいました。
メニューは…
ササミはピカタに、
胸肉は鶏ハムやサラダやスープに、
モモ肉はから揚げとヤンニョムチキン、
レバーは甘辛煮
と、米沢郷の鶏肉の色々な部位が楽しめるメニューとなりました☆
完成!
こちらは鶏ハム
いただきます!
参加者のお子さんの食べっぷりに微笑む大人たち。
鶏尽くしのメニューは参加者からも大好評でした!
和やかな中にも、生産者の熱い思いを感じられる会となりました。
伊藤さん、ご参加頂いたみなさまありがとうございました。
(担当理事)