陽射しが暖かくなってきた3月下旬、大郷みどり会の西塚さんのハウスでは、7月から出荷するトマトの準備が始まっていました。
「病気に強いからだをつくるために、キチン質豊富なカニ殻を土にふってみたの」
キチン質は植物細胞を構成するひとつで、細胞が固さを増すことで病原菌の侵入を抑えます。
カニ殻をいれた土づくり
水をまいて湿らせて
土表面を覆い、しばらく置きます。
「寒暖差が大きい日もあるけれど、温度管理をして今のところ順調に生育しているよ」
苗の生育をみる西塚敦子さん
5月中旬の定植に向けて苗を丈夫に育て、ハウスでは生育の土台となる土づくり。
美味しい夏のトマトを作るため、準備は春から始まっています!
商品部千葉
取材日:2017年3月27日