青空が広がるお出かけ日和の5月上旬、開花したばかりの天童のりんご園地に行ってきました。
この日は天童果実同志会のりんごや洋梨園地で「花摘み作業」をお手伝い。
あいコープの組合員でもある「仙台えんのう倶楽部」のメンバー16人が集まり、生産者7名の園地へ分かれて作業スタートです。
りんごの花
生産者の原田洸一郎さんの畑では、完一さんも様子を見に来きました。
花の着きを確認する原田さん(左)と完一さん(右)
「今年の花の着きは良すぎるくらいだね、しっかり余分な花を落とさないと」
すべての花からりんごを実らせるわけではなく、枝や花の状態をみて余分な花や蕾を落とす作業が、この時期行われます。
作業は一枝ずつ手作業、ベテランの人でも1日1本の木を終えられるかどうか、という大変な作業です。
花摘み
2人で1本の樹を受け持ちました。
元気に飛び回るハチが受粉に来ました。
「仕上げは我々生産者で行うけれども、余分な花を少しでも落としてもらえると助かる」
と生産者の伊藤洋平さん。
脚立に登って高い場所の花も摘みます。
地面には落とした花
また、木をよく観察することで、病気や害虫の発見をして早めの防除につなげます。
りんごの木に生えた苔をはがすと・・・
害虫ワタムシが隠れていました!(中央の白い塊)
地道な作業が美味しいりんごにつながる、ということを実感する一日でした。
天童の皆さんと仙台えんのう倶楽部
取材日:2017年5月5日(金)
商品部 千葉