6/10(土)仙台駅東口には、『ながめやま牧場』に向かうため朝早くから118名の組合員親子とスタッフが大集合!
そうです♪今年も開催しました!『親子バスツアー♪緑の中で悠々と暮らす放牧パスちゃんとふれあおう!』
あいコープのイメージキャラクター(ゆるきゃら?)“パスちゃん”とふれあう参加者一行を乗せたバスは3台に分かれて山形県飯豊町へ向かいました。
バスの中では、紙芝居やクイズで皆さんと一緒に楽しく事前学習。
『どうかお天気がもちますように』と祈るような気持ちで出発から約2時間後、牧場に到着ですo(^o^)o
『わぁ!パスちゃんがたくさんいる~♪』緑の風景に白と黒のコントラスト。
思い思いの所でのびのびしているパスちゃんたちが目に飛び込んできました!
思い思いの所でのびのびしているパスちゃんたち
ところが…突然の雨。
牛さんたち、急いで牛舎に戻っていくではありませんか( ̄□ ̄;)
どしゃ降りのため、牛舎で開会式となりました。
牛舎で開会式
予定していた放牧の様子は残念ながら最初の数分しか見られませんでしたが…
3グループに分かれてロータリーパーラー、成牛舎、哺育舎を、順にまわって見学しました。
【ロータリーパーラー】
なにやら美味しそうな予感のお部屋ですが(笑)・・・一度に30頭の牛のお乳を搾ることができる機械があります。
(以前訪問した際に撮影した、搾乳中の写真)
この機械は牧場職員さんが牛1頭1頭の状態を見た後、搾乳の器具を牛に付けて搾乳が始まります。
一般的なつなぎ飼いよりも効率的に搾乳ができるのだそうです。
【成牛舎】
成牛舎では、牛が思い思いの場所でのんびりと過ごしていました。
フリーバーンだから、のんびりゆったりできます。
のんびりゆったり
参加した子供たちはサイレージで発酵させた稲わらや、飼料米をペレット状にしたもの、おから、ウイスキー粕などを自分で配合して餌やり体験をさせてもらいました。
牛さんのごはんをつくる
ごはん、どうぞ
パスちゃんが食べているものは全て地元産の飼料米やエコフィードと呼ばれる食品副産物です♪
それから牛の糞尿はたい肥化してバイオベッドと呼ばれる肥料にして牛舎に敷いたり、牧草やデントコーンの肥料にも使われており地域循環が確立しています。
【哺育舎】
哺育舎では、この日に生まれた子牛から生後2か月くらいまでの牛がいました。
『まだ赤ちゃんだから大きい声を出さないように気を付けて下さいね』とお話をいただいた後に、ミルクあげの体験をさせてもらいました。
子どもたちのテンションはマックス!・・・ですが、みんな注意事項を守り、静かに子牛を撫でたり舐めてもらったりしていました。
のんでね
のんでくれた♪
一通りの見学が終わり、いよいよ鍋でコトコトあたためた搾たての牛乳の試飲です☆
しぼりたて牛乳を温めます。もちろん、パスチャライズ殺菌
まちどおしいよ♪
ほんのり甘くてさらっとしていて美味しいのなんの!
のびのび暮らす牛さんと地元でとれた飼料を見せてもらい、色々な体験をさせてもらったあとの至福の一杯でした!
おいしい\(^o^)/
その命や命の一部を私たちに分けてくれる動物たちは経済動物と呼ばれます。
経済性や効率性が重視される環境下で飼われている家畜が多い中、そういった動物でも快適に暮らせる環境や自由のもとで飼育することをアニマルウェルフェア(動物福祉)と言いますが、ながめやま牧場はこれにのっとった飼育がされていることを参加者みんなが見て体験してきました。
放牧パスちゃん牛乳は7月には発売4周年を迎えます。
これからも山形の大自然で育った牛さんの恵みを牛乳やヨーグルトで沢山いただきたいと思います。
ご参加くださった皆さま、朝早くからどうもありがとうございました♪
(担当理事)