活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

7/7 しおさい地区せっけんカフェ

七夕の日に山王地区公民館でせっけんカフェを開催。色々な実験をして、石けんを上手に使いこなすコツを学びました。

まずは「乳化」の実験。
通常は混ざることのない水と油。ところが、そこに界面活性剤を入れて振ると、白く濁ったようになって、混ざってしまいます。この現象を「乳化」といいます。
油汚れは「乳化」の働きで落とすことができます。

水に油を浮かべて、石けんをいれてかき混ぜると乳化する


他にも、酸性の汚れが残っていると石けんはベトベトになってしまうので、酢や果汁などは水で流しておくと良いことなどを実験しました。

次に、ミニ洗濯機を使った粉石けんの泡立て方も実演。

ミニ洗濯機


新さいかちのモコモコ泡


水2リットルに対して水ばしょう2グラムでしたが、洗濯機を2~3分回しただけでものすごく泡立っていました。
泡立ちが良いと洗浄力もアップしますし、溶け残りが洗濯物に着くこともなくなり、洗濯槽のカビ防止にもなります。
ぜひ泡立ててから洗濯をしましょう!
この季節は暑いので大丈夫ですが、お風呂の残り湯などぬるま湯を使うと、より石けんの洗浄効果がアップします。

次に、酸素系漂白剤を使って、ふきん洗いの実験。

ふきん洗いの実験

洗う前
洗う前

洗濯後
洗濯後

汚れがきれいに落ちてスッキリしました。

梅雨の時期に気になる洗濯ものに嫌なにおいも、酸素系漂白剤を使ってすっきりさせることができます。

実際にやってみて、実感をもってコツを学ぶことができました。
7月はシャボン玉月間です。使うなら石けんですね。

(担当理事)