いずれも定められた方法により保存した場合…賞味期限は「この期間中なら本来の味わいが楽しめる」という期間。消費期限は「この期間中に食べないと安全性に問題を生じる可能性がある」とされる期間です。

Q. 「賞味期限」と「消費期限」。どう違うの?

  • A. いずれも定められた方法により保存した場合…賞味期限は「この期間中なら本来の味わいが楽しめる」という期間。消費期限は「この期間中に食べないと安全性に問題を生じる可能性がある」とされる期間です。

賞味期限とは…

食品メーカーが「この期間中なら本来の味わいが楽しめます」と設定している期間のこと。
※定められた方法により保存した場合

したがって、保存状態が良好であれば、必ずしも賞味期限が過ぎたら食べられないということではありません。 「どれだけ過ぎても大丈夫か」は、それぞれの食品の特性と保存状態によります。


消費期限とは…

「この期間中に食べないと安全性に問題を生じる可能性がある」とされる期間のこと。
※定められた方法により保存した場合

したがって、基本的には、消費期限が過ぎた食品を食べるのは避けた方が良いということです。


「賞味期限」は比較的傷むスピードが遅い食品(例:ビン詰や缶詰)に表示されることが多く、 「消費期限」は傷むスピードの早い食品(概ね消費期限が製造日を含め5日以内のもの。 例:牛乳や豆腐等)に表示されています。
なお、品質劣化の極めて少ないもの(砂糖や食塩、チューイングガム、アイスクリーム等)は表示が省略できます。

賞味期限、消費期限のいずれも「未開封状態で、定められた方法により保存した場合の期限」です ので、保存方法を守った上で、開封後は、表示された期限に関らず早めに消費してください。