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2012年10月22日

2012年産 新米の放射能検査結果速報
2012年産 新米の放射能検査結果速報

あいコープでは生産者の「水田の土壌検査」「稲体検査」を行ったうえで、
最終的には商品になる玄米の残留放射能検査を公的機関で行い、
『<10Bq/kg』を確認したうえでお届けしてまいります。

2012年産 新米の10月17日までの検査結果をまとめます。
(組合員にお届けしているチラシ「2012年産 新米の放射能検査結果速報」1〜4のまとめ)

■検査結果
玄米24検体、稲体6検体の検査を行い、
玄米23検体、稲体6検体は不検出でした。
(検出限界:玄米1Bq/kg・稲体5Bq/kg)

■玄米の1検体からセシウム合計2.9Bq/kg検出されました
玄米(迫のまなむすめ)1検体からセシウム合計2.9Bq/kg(Cs134…1.1Bq/kg、Cs137…1.8Bq/kg)が検出されました。
これを精米し、白米と米ぬかに分けて再検査しました。
 ○白米 … 不検出(検出限界1Bq/kg以下)
 ○ぬか … セシウム合計9.1Bq/kg検出 (Cs134…3.3Bq/kg、Cs137…5.8Bq/kg)
 →玄米から検出されたセシウムは、「ぬか」部分が持っていたようです。
 白米の<1.0Bq(不検出)が確認されましたので、11月1回より迫NF自然村原料のまなむすめ白米 (商品名:まいらぶ米)の供給を開始いたします。

■検証作業
セシウムが検出された1検体(迫のまなむすめ)について、検証作業を行っています。
 ○事前の土壌検査 … 他の圃場と比べて平均的な値であり、特別に高いということはない。
  →土壌の放射能濃度が、そのまま米の放射能濃度に比例する訳ではないようだ。
 ○迫の別圃場の「まなむすめ」の玄米 … 不検出(検出限界1Bq/kg以下)
  →地域や品種の問題ではないようだ。
この他にも、該当水田を含む500m範囲の水田農地での 「カリウム濃度分析」、「水田用水の放射能検査」、「もみ殻設置の効果検証」をおこなっています。
これらの結果を踏まえた専門家による検証も行い、2013年産米栽培に向けた放射能対策を検討していきます。



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