産地の情報をお届けする「産地のおと」
大郷で有機の野菜作りに挑戦!
有機認証取得を見据えた新たなハウス
農薬不使用の野菜がひと箱に詰まった「Gめ~るBOX」でお馴染みの大郷みどり会。
地域の高齢化により技術をもった生産者は年々減少しており、技術の継承と十分な収穫量の確保が課題となっています。
そこで大郷みどり会では、葉物野菜の農薬不使用栽培を拡大し、この春、新たに12棟のハウスを建設。
「1年を通して、組合員に農薬不使用の野菜が届けられるように」と、ハウスでは小松菜や春菊等の生産に取り組んでいます。
新設ハウスでは順次、小松菜や春菊など葉物野菜を栽培する予定です。
ハウスは2重カーテンや防虫ネット等、作物が生育しやすい環境を整えています。
また、土づくりには、平飼いたまごの鶏糞や地域の畜産農家と稲作で出たワラを交換した牛糞を使い、有機認証取得を見据えた栽培を行っています。
4月中旬の小松菜の芽生え。ハウスでは初めて撒いた種ですが、みんな揃って芽が出てきました。
「子どもを育てるように、一日一日手をかけて、病気や害虫に負けないよう、元気に育てたい。その手間ひまに、野菜はしっかりと応えてくれるはずです。」とハウスを管理する佐藤留美さんは言います。
ハウスを管理する熊谷剛介さん、佐藤留美さんさん
すでに5月下旬からこのハウスで栽培した小松菜の出荷がスタート。
宮城の産直産地の挑戦は始まったばかりです!
小松菜(農薬不使用)