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9/22 やっぺしりんご畑に行こう!りんご園地見学ツアー


ネオニコチノイド系農薬不使用で果樹を育てるのはとても難しいと言われています。それを実践して下さっている天童果実同志会のりんご園地に18組28名の組合員と職員2名の計30名でお邪魔しました。

仙台駅に集合して出発!

小雨降る仙台駅に集合したメンバーは、バスに乗り天童のりんご園まで1時間半の旅です。バスの中では職員さんによる説明を聞きます。天童果実同志会とあいコープの歩みと、りんごの育ち方についてざっくりと予習しました。

天童に到着するとそろって出迎えてくれた生産者さんたち。早速りんご園まで小路を進みます。雨は上がり、道の両側にはまだ赤くなり切っていないりんごがたわわに実っていました。

今回は片桐謙二さんチームと片桐道也さんチームの2つに分かれて園内を回り説明を聞きました。
まんま通信でおなじみ「葉取らずふじ」と葉を取った普通のふじの違いは木をパッと見ただけで解りました。市場では赤くなっている方が美味しそうに見えると言われるから、日が当たるように葉を摘むことが多いけれど、りんごに近い部分の葉を出来るだけ残した方が大きく甘く、美味しくなるという説明に参加者は納得の表情。

「葉取らずふじ」の説明

子どもたちはりんごの木の下で駆け回り、出荷が終わったリンゴの木に残ったりんごを取っていただき、早速その場でかじりつきます。念入りに洗わなくても安心してかじりつける、幸せな光景です。

リンゴにかじりつく子どもたち
リンゴにかじりつく子どもたち
昨年大発生し生産者さんを悩ませた黒星病(りんごに黒い点が現れる病気)は、今年も昨年ほどではないけれどやはり確認されているようで、心配そうに木に実っているりんごの裏側をのぞき込む生産者さんの表情が印象的でした。

黒星病の説明
黒星病の説明
黒星病だけでなく、胴枯れ病や尻腐れ病など、ただでさえ病害との戦いが絶えないりんごやラフランスの生産者にとって、農薬を減らすことがどれほど大変か、りんごの木の下でお話を聞くととても伝わるし納得できます。

それ以外にも今年は猛暑で、乾燥しているところに急にたくさん雨が降り味のバランスが崩れたり、日焼けで果実に焼けキズが付いたりして大変だったそうです。

組合員になって間もない、初めてツアーに参加したというご夫婦が、農薬を減らす努力の説明を聞き「農薬を使わない方が美味しいのですか?」という趣旨の質問を生産者さんに投げかけました。
生産者さんはどう説明するべきかと少し悩まれた後で「農薬を使わないから美味しいというわけではないけれど、使わないとたくさんの手間がかかります。手間をかけた分だけ美味しく食べてもらえると思って、一生懸命世話をしています」と答えました。

「安全であること」と「美味しいこと」は別物であるかのように感じますが、安全な食べ物を育て出荷するまでの手間を考えると、やはりそれは比例するのではないかと感じる回答でした。質問したご夫婦も大きくうなずいていました。

見学を終えて、公民館に場所を移し、交流会の始まりです。

いただきまーす
いただきまーす
生産者と一緒のテーブルを囲んで交流会
生産者と一緒のテーブルを囲んで交流会
子どもたちの「いただきます」の掛け声で、天童の奥様方手作りの山形芋煮やお漬物をお腹いっぱいいただき、もちろんとれたてのりんごやブドウもいただきます。
天童果実同志会の生産者さん一人一人に、ご自分の育てている果物の今年の出来栄えなどを聞かせて頂き、参加者も一人一人、今日の感想や日頃の感謝をお伝えしました。

もぐもぐ。芋煮おいしー♪
もぐもぐ
楽しい時間はあっという間で、ごちそうさまの時間です。
最後は「今後も頑張ってください」と、心ばかりのカンパをして天童を後にしました。生産者さんの手間と想いがいっぱいつまったお土産の袋はずっしりと重く、参加者は心地よい疲れを感じながら帰路についたことでしょう。
ご案内下さった天童の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!

リンゴ畑で、はいチーズ!
リンゴ畑で、はいチーズ!
(担当理事)
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