活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

11/7 原発の現状と、女川原発再稼働を問う県民投票条例制定に向けた署名運動の展望を聞く会

「女川原発の再稼働の是非は、県民投票で決めよう!」と県民投票条例制定を請求する署名運動が進んでいます。2か月間にわたるこの署名運動を進めるのは、「みんなで決める会」という団体です。
署名期間も折り返し地点を過ぎた11月7日、日立システムズホールで「みんなで決める会」の多々良代表にお話を聴く会を開催しました。

原発の現状と、女川原発再稼働を問う県民投票条例制定に向けた署名運動の展望を聞く会

参加者は25名。
未記入の署名用紙と説明の書いてある資料を手元に置き、温かなお茶とお菓子をいただきながらゆったりとお話を聴きます。

まずは日本の原発の現状について学びます。日本列島にひしめき合う原発の数を確認し、政府が原発をベースロード電源と位置づけ再稼働させたいと考えている事実を再認識です。
その上で女川原発が再稼働するにはどのような道筋があるかを話していただきました。基準に適合して許可が下りればあとは「地元同意」だけであること。それはイコール「県知事の同意」であること。現在の宮城県知事は同意する意向であると予想されること。

参加者は真剣に聞き入りました。

地元(県知事)の同意が得られないために、許可が下りても原発再稼働を果たしていない新潟の例を挙げたとき、会場はパッと希望が湧くムードになりました。やはりこんな大事なことは県民みんなで決めたい、署名運動を成功させよう、そんな気持ちを新たにすることができました。

11月3日に行われた署名運動の中間報告会では、現在1万7千筆の署名が届いていることが報告されました。12月2日までに必要数4万筆、さらに10万筆を目指すこの運動は、まだまだ安心できる状況ではありません。

後半は署名集めの注意点などについて質問や意見が飛び交い、参加者の真剣度が表れました。
あいコープとして、多くの組合員に関心を持ち署名集めに参加してもらうにはどうしたらいいかなど、会場の参加者と意見も出し合い、残りの期間、力を結集して頑張ろうと誓う、有意義な時間となりました。
解説して下さった多々良さん、参加して下さった皆様、ありがとうございました。

(担当理事)