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安全でおいしいものを届けるために-産地のおと-



産地の情報をお届けする「産地のおと」


安全でおいしいものを届けるために
安全でおいしいものを届けるために

さんまる柑橘同志会(和歌山県下津町)和歌山県北西部の下津町でみかんをはじめとする柑橘を栽培するグループ。山と海が接する地形で平坦地が少なく、急傾斜地を利用した広大な段々畑で40~70代の生産者11名が柑橘を生産しています。
季節の移り変わりを感じさせてくれる様々な柑橘。
あいコープの柑橘の産直産地のひとつ「さんまる柑橘同志会(以下さんまる)」が和歌山県にあります。

さんまる柑橘同志会のみなさん
さんまる柑橘同志会のみなさん
さんまるの始まりは今から43年前。「みんなが安心して食べられるものづくり」を目指した3人の生産者が集い、「3人の輪が広がるように」と思いを込め「さんまる」が誕生しました。さんまるの産地理念に次の言葉があります。

「自然に対して謙虚に、環境をこわさないで循環型農業を目指す」
「食べ物を生産していることを念頭において、安全でおいしいものを消費者の方に届ける農業を心がける」
この理念に基づいて、設立当初より「環境にも自分たちにも負荷のかかる農薬使用は慣行栽培の半分以下」で栽培しています。

「農薬削減により病気や害虫の被害が大きくなり収量が減ることも考えられます。それでもあえて取組むのは、組合員のみなさんに安心して食べてもらいたいから。おいしいって言ってもらえることが何より嬉しい」と、さんまるのみなさんは口を揃えて言います。

収穫したみかん
収穫したみかん
みかんの選別作業
みかんの選別作業
おいしさの秘密は太陽と海と大地の恵み

急傾斜にある段々畑。作業は困難を極めますがそんな畑だからこそ水はけがよく、太陽の光をたくさん浴びることができます。さんまるの園地はすべて海からの潮風が届く4㎞圏内にあるため、「この潮風が程よいエッセンスになって甘みを引き出している」と代表の西端さんは語ります。

一方で、温州みかんの生産量はさんまるが発足した昭和50年代と現在を比較すると約4分の1まで減少。高齢化や後継者不足によって年々その栽培面積が減るとともに耕作放棄地も増え、毎年連続発生する台風により園地が崩落する被害がでるなど、柑橘栽培を取り巻く環境は厳しくなっています。

今年の台風で崩落したみかん畑
今年の台風で崩落したみかん畑
作り手が数々の課題と向き合いながら生産するみかん。私たちもこのみかんを食べることで「さんまるの輪」を共に広げていきましょう。

さんまるの温州みかん
さんまるの温州みかん
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