活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

5/16 みんなのi食パン開発ストーリー~プライベートブランドはこうやってできた!~

5月16日、「みんなのi食パン」のデビュー2周年を記念し、生産者「わはわパン工房」櫻田信悦さんをお迎えして、その誕生秘話を楽しく学びました。

あいコープ組合員の「美味しく安心安全な食パンを地場の生産者と共に作りたい!」という思いと、社会福祉法人みんなの輪が事業としての自立を目指す思いとが一緒になって「みんなのi食パン」は生まれました。

「みんなのi食パン」の説明


開発プロジェクト担当だった商品部の吉武氏から、ロット数などの都合でプライベートブランドの食パン開発は非常に困難だと誰もが思っていたこと、しかし受け入れてくれた「みんなの輪」の存在と組合員の熱い思いがあって、完成した食パンは現在多くの組合員に支持されていることなどの話を聞きました。

続いて、生産者「社会福祉法人みんなの輪・パン工房わ・は・わ」工場長の櫻田さんより、開発苦労や現食パンのこだわり、そしてあいコープで予想以上の支持を集めた結果、施設の利用者さんへボーナスを支給できた事など、カタログを見ただけでは分からない貴重なお話をして頂きました。

パン工房わ・は・わ 工場長の櫻田さんのお話
パン工房わ・は・わ 工場長のお話

開発プロジェクトに携わった組合員さんからのお話もありました。
何度も試食を重ね、値段と折り合いをつけながらそれでも原料にこだわり抜いて作られた食パンだということが、よくわかりました。

参加した方からは、
「職員・生産者・組合員。3者それぞれの視点から話が聞けた。あいコープという生協が組合員の声をしっかり受け止める生協だと分かって良かったです。」
という感想がありました。

後半は、「みんなのi食パン」と特別メニューの「シュトーレン」を試食しながらグループトーク。山型と角型食パンの食感の違いや、スライスしたてのパンの食感の違いに驚きの声もいくつか上がりました。

試食しながらグループトーク
試食しながらグループトーク

「みんなのi食パン」は、岩手県産の小麦粉に、農薬・化学肥料を削減して作った県内大郷の米粉(パン工房の隣で自家製粉)、国産のバターに北海道産の脱脂粉乳とてんさい糖。とてもシンプルな材料です。保存料などの不必要な添加物は一切入っていません。
この贅沢な作りで何と1斤199円(税込)…!
大人気なのも納得です。あいコープで最もお気に入りの商品と答える組合員がいる程。
あまり食パンを食べない人にも、ぜひ試してほしい!と心から思える一品です。

今日参加した組合員みんなが食パン1口の味わいをより深いものとした、そんな風に思えた学習会でした。

(担当理事)