活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

5/18 田んぼに行こう2019 田植え @大郷みどり会

14家族50名の参加者が集まり、今年第一回目となる”田んぼに行こう!”の田植えを行いました。
始めに、道の駅おおさとで開会式を行い、大郷グリーンファーマーズ代表取締役・郷右近秀俊さんからの挨拶のあと、大郷グリーンファーマーズ・西塚忠樹さんより、「米の苗が出来るまで」と「米作りの1年」について、説明していただきました。
実際に米の種と苗を見るのが初めての子も多く、種をつまんだり、苗に触れてみたり、興味深く観察していました。

西塚さんから説明を受けながら苗に触れてみる子どもたち


田んぼに移動。
付いた先には、蛙の鳴く声、水を張った田んぼを伝って吹く風、大郷の気持ち良い空気。おたまじゃくしが泳ぎまわる田植えの終わった田んぼの横を通り、皆さんのワクワク感もアップします。

郷右近さんから田植えの仕方を教えていただいたら、いよいよ田植えスタート!
今回は、ササニシキの苗を植えます。

田んぼの両脇から、皆で一斉に入田!


1人ずつ苗の束を持ち、予め田んぼに引かれた線に、2~3本ずつ植えていきます。
田んぼの泥に足を取られながらも、大人も子供も楽しそう!

みんなで協力しながら植えていきます
協力しながら田植え

ちなみにガイドとなるこの線は、専用の農具で引いています。

田んぼに線を引く農具。大きい!
田んぼに線を引く農具。大きい!

子ども達もあっと言う間にコツを覚え、「戦力」になってました。

子どもたちも戦力に
子どもたちも戦力に

先人のご苦労を感じながらも、楽しくサクサク植えていき、予定時間より早く植え終わりました。

線に沿ってきれいに
線に沿ってきれいに

田植え完了!
田植え完了

田植えが終わると、泥の付いた手や足を洗い、大郷みどり会さんがご提供下さった、おにぎり、平飼い鶏の茹で卵、地元竹の子のお煮しめをいただきました。
気持ち良い風が吹く青空の下、作業を終えた田んぼを眺めながら、最高のご馳走でした!

作業の後のおにぎりは格別!
作業の後のおにぎりは格別

大郷グリーンファーマーズは、大郷みどり会の流通・販売部門を独立し設立されました。資源循環型有機農業をテーマに事業を展開され、化学肥料や化学合成農薬を出来るだけ使用しない栽培方法で作られるお米や野菜、放し飼いで、飼料や飲み水も安心安全にこだわって飼育される鶏の卵を生産・販売されています。
(大郷グリーンファーマーズさんのホームページやフェイスブックもあり、フェイスブックには今回の様子も載っていますので、チェックしてみて下さい。)

この日は気温が20℃を超え、半袖で丁度良いくらいだったので、泥の感触が病みつきになる程、気持ち良かったです。「泥がイヤだよー」と言う子もいましたが、泥んこ遊びをする機会が少ない現代の子供達に、是非この感覚を体験して欲しいな?と思います。

今年でなんと、29回目となる”田んぼに行こう”。
今や、無化学肥料・無化学合成農薬の田んぼで、このような体験が出来る事は貴重です。
どの様にお米が出来て、どんな苦労があるか、農業の現状を大人にも子供達にも「体感して」知ってもらう事がとても大切だと思います。
あいコープの産地交流は、そんな学びや気付きの場でもあります。
そして、大郷の気持ち良い空気を、ぜひ皆さんにも感じて頂きたい!

次回の「田んぼに行こう!」は「草取り」です。西塚さんは、「草取りがてら、虫とりも出来るかも」とおっしゃってました。
ネットや図鑑では得られない体験を!みんなで田んぼに行こう!

(担当理事)