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4/24 石巻港GMナタネ調査報告


毎年恒例の遺伝子組み換えナタネの自生調査。4/14の仙台港ナタネ調査に引き続き、石巻港でも調査隊(残念ながら理事のみですが)出動しました。
4/14仙台港ナタネ調査の様子はこちら

調査二日前に下見をした時、今まで調査して来なかった場所に黄色い花を発見!
(このナタネ調査に参加するようになってからというもの、春の菜の花を心穏やかに眺めることができなくなりつつはありましたが、今年に至っては私の目に監視カメラの顔認証のような機能がアップデートされたらしく、道端の黄色い花に四角い枠が見える気がしています。)
ん!?…タンポポか。…ん!?ナタネっぽいぞ!?といった具合いで「あれ、怪しいな」と妙に気になったので、採取して自宅にて簡易検査。

…で、出ましたー!陽性。バスタ耐性です!

バスタ耐性陽性が出た試験紙
バスタ耐性陽性が出た試験紙
※バスタ耐性=グルホシネートという除草剤成分をかけても枯れないように遺伝子組み換えされたもの
※簡易検査キットについて…青はグリホサート(農薬名ランドアップ)、紫はグルホシネート(農薬名・バスタ)耐性の遺伝子判定用。2本線が出ると陽性。

いよいよ調査隊出動当日の24日。その現場で待ち合わせた調査隊3名で、同じ場所に咲いているセイヨウナタネを全て抜き取り、簡易検査。これも3検体全てバスター耐性の陽性がでました。

石巻港で簡易検査中のナタネ調査隊
石巻港で簡易検査中のナタネ調査隊
フェンスの向こう側にある「セイヨウナタネ」も何とか取りたいと思ったのですが「関係者以外立ち入り禁止」の看板が。港湾事務所で相談したところ、県の職員さんが中から採取してくださることになりました。

フェンスの外からお願いして2検体を手渡していただき「簡易検査を体験されませんか?」とのお誘いに快く応じてくださった県職員さん。前代未聞のフェンス越し簡易検査です(笑)試験紙の反応を待つ間に、この検査をする目的や現状をお伝えし「ここにはナタネの輸入は何年もないのですがねー」「不思議ですよねー」などの会話もさせていただきました。

結果は2検体とも陰性でした。
まずまず「一安心」♪来年もここにナタネ咲いていたらぜひご協力をよろしくお願いいたしますね(^^)

今回、別地点でさらに発見したのが「除草剤で枯らされた中でポツンと咲くナタネ」。
簡易検査の必要がないくらいの「クロ」です。

除草剤が撒かれたあとに咲くナタネ
除草剤が撒かれたあとに咲くナタネ
グリホサート耐性陽性が出ました!
グリホサート耐性陽性が出ました
仙台港でも除草剤の使用が気になりましたが、石巻でもあちこちで撒かれてしまっています。

少し離れたところで同じように除草剤の中で咲く1輪がありましたが、結果は「陰性」。
状況証拠は揃っているので、精密検査を依頼することにしました。

一本だけポツンと咲くナタネ。簡易検査の結果は陰性。
一本だけポツンと咲くナタネ
過去最多の発見数、つくづく組合員の皆さんと体験を共有したかった…!(新型コロナウイルスの影響で理事のみの参加となった)
せめて現状を周囲にお知らせし、汚染が広がらないように、この問題点をたくさんの人に知って欲しいと思います。
これからも怪しいナタネに目を光らせて、行政と企業には監視と管理を呼びかけていきます。

(担当理事)
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