無茶々園は1974年、故郷の未来を案じた若者たちが借り受けた畑を伊予柑の有機栽培の実験園としたことから始まります。
農業と漁業が共存する地域だからこそ、その環境を良くするには山だけでなく、目の前の海も一体となった取り組みが欠かせません。
柑橘を中心とした環境保全型農業に、地元の漁業者と連携した海産物の販売や海の環境維持活動など、持続力のある地域づくりを実践しています。
無茶々園のある愛媛県西予市明浜町は宇和海に面し、小さな入り江が連なるリアス式海岸。
急斜面を開墾して築いた段々畑を下った先には漁場が広がります。