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「美味しいニラを食べてもらいたい」との一心でひたむきに作り続ける亀川さんのニラ作りは雑草や病害虫との戦い。
目に見えない、作る人々の努力が食卓の美味しさに変わります。

私たちが作るニラは、葉は太くてやわらかく、香りと甘みがのっています。
鶏糞など有機質肥料たっぷりの土で、株間を他の農家よりも広くあけて育てることが、病害虫にも負けない丈夫なニラを育てるポイント。

根元から葉先まで全部安心して食べられるよう、タネを蒔いたあとは消毒せず、除草剤も使いません。

株元に穴を開けたマルチをかけることでなるべく雑草の量を減らし、刈り取ったあとも混入物がないかひとつひとつ手作業で選別しています。

5月~10月の収穫の期間、我が家はニラの香りでいっぱいになります。
そのせいか孫たちはニラが苦手ですが（笑）、いつか懐かしく思い出してくれたら嬉しいですね。

今春からは息子夫婦がニラ作りに加わり、慣れない中でも丁寧な仕事ぶりに心強く思っています。 地域のニラ農家は高齢化が進み、その数も減ってきていますが、我が家のニラは家族一丸となって守っていきます。

材料(2~3人分)

レバー…300g
ニラ…1杷
牛乳…適量
たれ【おろししょうが、オイスターソース、醤油、酒】…各大さじ1
ごま油…適量

作り方

１．解凍したレバーは丁寧に血合いを取り除き、牛乳に10分程漬けておく。レバーの水けをきり、たれをもみ込む。

２．熱したフライパンにごま油をひき、レバーを炒める。火が通ったらざく切りにしたニラを入れさっと炒め合わせる。