産直産地のさんまる柑橘同志会では、甘さの中にも程よい酸味が感じられる昔ながらのみかんを大切に作っています。
担い手不足が叫ばれる中、仲間同士で支え合い生産・出荷を続けているのは、待っている組合員がいるから。
作り手と食べ手、今も変わらない繋がりが今年の実りを届けます。
産直産地のさんまる柑橘同志会では、甘さの中にも程よい酸味が感じられる昔ながらのみかんを大切に作っています。
担い手不足が叫ばれる中、仲間同士で支え合い生産・出荷を続けているのは、待っている組合員がいるから。
作り手と食べ手、今も変わらない繋がりが今年の実りを届けます。
1976年、3名の生産者から発足。当初はみかんの市場価格が低迷している時代。「産直でみかんを販売したい」と思っていた時、あいコープと出会い、みかんの産直がはじまりました。
さんまる柑橘同志会の波床(はとこ)彰文さん
去年の豊作年に比べると実りは少なく、今夏の高温と少雨で小玉傾向ですが、その分ぎゅっと甘みの詰まった味のよいみかんに仕上がりました。
昨今の気候は極端で、ひとたび降れば大雨で、晴天が続けば干ばつに。何とか今年も一年乗り切って、無事に収穫を迎えられ、ひと安心です。
高齢化や異常気象でみかんの生産をやめる人は増えており、引退した農家が手放した園地を借り受けて地域のみかん畑を少しでも守りたいと取り組んでいます。しかし我が家も家族農業、両親が引退したら園地を手放す側になるかもしれません。
まだまだ体が続く限りは、仲間と力を合わせ、さんまるのみかんを守っていきます。
さんまるの温州みかん