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栽培を通して、里山の再生を目指す。まっすぐな想いが育んだ森の恵みをお届けします。

2011年3月の原発事故による放射性物質の拡散で、東北の原木椎茸は出荷停止に陥りました。

宮城県登米市東和町で原木椎茸を生産していた芳賀さんは、その窮地の中、仲間と共に西日本から放射能汚染のない原木の調達と、栽培技術の確立を進めてきました。

あいコープでもこの取り組みを応援し、震災から4年後、念願の出荷を再開。

今ではその美味しさにファンも多く、春の交流会では里山を訪れた組合員に「日本の里山を守るため、人が山を手入れすることが大切なんです」と伝え続けています。

組合員交流会で案内をする芳賀さん

椎茸の収穫体験の様子

原木椎茸は自然の恵み。春先の最盛期などに余剰となって出荷できない椎茸を乾燥させ、無駄なく味わえるように乾しいたけに仕上げます。

生産者の里山への想いがぎゅっと詰まった宮城の乾しいたけ。食卓で味わうことは、豊かな里山と、共生する地域の営みを守ることにも繋がります。

宮城の乾しいたけ(原木栽培)

乾しいたけの旨みパスタ

材料(約2人前)

宮城の乾しいたけ…4枚
水…600ml
生ベーコンスライス…2枚
塩…ひとつまみ2
パスタ(バーミセリ神戸)…200g
[醤油、塩・コショウ…適量]
大葉…適量

作り方

１．宮城の乾しいたけを600mlの水で戻しておく。

２．戻した乾しいたけはそぎ切りにし、ひと口大に切った生ベーコンスライスと深めのフライパンで炒める。

３．２に戻し汁を加え煮立ったら塩ひとつまみとパスタを加え強めの中火で4分程煮つめる。水分が程よくとんだら醤油と砂糖、塩・コショウで味を調えて皿に盛り付け、刻んだ大葉を添える。

※乾しいたけの香りと旨みが凝縮。