Pick Up 注目商品

これまでも、これからも 産直産地とともに歩む~天童の葉とらずふじ・さんまるの温州みかん~
2024年11月3回

これまでも、これからも 産直産地とともに歩む~天童の葉とらずふじ・さんまるの温州みかん~

挑戦し続ける、りんご作り。

作業の機械化が難しい果樹栽培では、農薬や化学肥料を使用し生産性を高めるのが一般的。

しかし、天童果実同志会では「安全・安心なりんごが食べたい」という組合員の想いに応えるため、あえて手間のかかる栽培に取り組んでいます。
農薬の使用や、病害虫を抑えるための作業や工夫など、日々地道な努力を重ねています。

天童果実同志会(山形) 片桐完一さん

天童果実同志会(山形) 片桐完一さん

そんな生産者を支えるため、昨年から組合員によるりんごの木のオーナー制度をスタート。

ネオニコチノイド系殺虫剤不使用に再挑戦する実験園地を通して、病害虫被害や猛暑の影響など、栽培管理の難しさを一緒に体験しながら、りんご作りへの想いを分かち合っています。

山形県天童市 天童果実同志会(山形) あいコープとの出会いは約40年前。生産者が地域の青年団で環境問題を考える機会があり、石けん運動を始めたのがきっかけでした。その後、トラックにりんごを積んで、山形と仙台を往復するようになり、産直が始まりました。
天童の葉取らずふじ900g

天童の葉取らずふじ900g

徳用・天童の葉取らずふじ2kg

徳用・天童の葉取らずふじ2kg

仲間同士でたすけあい、守り続ける。

みかん作りは摘果や収穫、剪定など、ただでさえ手作業が多いなか、さんまる柑橘同士会では、除草剤を使わない変わりに何度も草刈りを行ったりと農薬削減にも取り組んでいます。

さんまる柑橘同志会 波床(はとこ)彰文さん

さんまる柑橘同志会 波床(はとこ)彰文さん

生産者の高齢化や人手不足を課題としながらも「安心して食べられるみかん作りは、大変なのはあたりまえ」という想いをもって、生産者同士が助け合いながらみかん作りに励んでいます。

そんな苦労の上で実ったみかんが、組合員の食卓に届くことが生産者の一番のやりがいにつながっています。

「産直産地」というお互いの顔が見える信頼関係を次世代に残すためにも、利用と交流を広げていきましょう。

さんまる柑橘同志会(和歌山県)1976年、3名の生産者から発足。当初はみかんの市場価格が低迷している時代。「産直でみかんを販売したい」と思っていた時、あいコープと出会い、みかんの産直がはじまりました。
さんまるの温州みかん1kg

さんまるの温州みかん1kg


箱・さんまるの温州みかん5kg

箱・さんまるの温州みかん5kg