真っすぐに育ったネギを一度抜き取り、横倒しにして土をかけるとネギは湾曲しながら上へ上へと育ちます。
負荷がかかることで、力強く育ったネギは甘みがぐっと増し、肉厚になります。
いつもと違うネギの味わいをお楽しみ下さい。
真っすぐに育ったネギを一度抜き取り、横倒しにして土をかけるとネギは湾曲しながら上へ上へと育ちます。
負荷がかかることで、力強く育ったネギは甘みがぐっと増し、肉厚になります。
いつもと違うネギの味わいをお楽しみ下さい。
明治時代に今の仙台市岩切地区で誕生したとされる「曲がりネギ」は、立ちネギを一度抜き取り、横倒しにして土をかけなおす「やとい」という技術によって育まれます。
これは粘土質の土地で根腐れを起こさせずにネギを白く長く育てるための知恵でしたが、曲がって育った結果、甘味が増し、柔らかくなったと言われています。
七郷みつば会では、先代がこの技術を学んで持ち帰り、毎年作るようになりました。
今では恒例となったこの作業は年に一度の重労働。1シーズンで約8万本ものネギの「やとい」をしなければいけません。
そんな人手が必要となる生産現場の力になるため、毎年あいコープの組合員からなる「仙台えんのう倶楽部」や「産地応援し隊」(※)のメンバーがやとい作業の手伝いにかけつけ、産地だけでは何日もかかる作業を適期に終えられるように応援しています。
組合員と生産者の信頼関係を育む、あいコープ自慢の曲がりネギをお届けします。
生産者の工藤孝輔さん(手前)、仙台えんのう倶楽部と、産地応援し隊の皆さん(奥)
【※団体紹介】
「仙台えんのう倶楽部」…あいコープから生まれた、産直産地へ援農活動を行っている団体。
「産地応援し隊」…あいコープみやぎが組合員活動として取り組んでいる援農活動グループ。
材料(作りやすい分量)
曲がりネギ…2~3本分
希釈した万能つゆ…適量(ネギが浸る程度)
唐辛子…お好みで
作り方
1.曲がりネギを食べやすい大きさにぶつ切りにする。
2.フライパンに少量の油をひき1を並べて火にかける。
3.焼き色がついたら容器に移し、希釈した万能つゆ(ネギが浸る程度)に漬ける。お好みで唐辛子を加える。
宮城のトライ・曲がりネギ(土付)
宮城のトライ・曲がりむきネギ