地域のコミュニティーが希薄になりつつある社会のなかで「人と人のつながり」は大切にできていますか?
私たちあいコープが届けているのは、商品だけではなく、誰かの日々を支える「心」そのものです。
震災当時、人々が無条件に支えあった〝あの時〟を大切にする高橋英雄社長と、その想いに共感するあいコープ職員が商品に込める、それぞれの「心」をお届けします。
商品には〝心〟が宿る
東日本大震災当時、被災地では人々が損得なしに助け合い、困っている人に寄り添う人間本来の温かさが溢れていました。
震災から15年たった今でも、あの時の「想い合う気持ち」を忘れずに商品を作り続けてきた高橋徳治商店。
再建した工場の敷地内に建てた野菜果物加工工場では、引きこもりの若者や障がいを持つ人々を積極的に受け入れ、社会とのつながりを取り戻すための「居場所」としての役割を担ってきました。
高橋徳治商店 高橋 英雄 社長
「効率を追求するだけなら、彼らの歩みは遅すぎるかもしれません。
しかし、彼らが悩みながら自身と向き合い、心から笑顔で過ごせるようになったとき、その過程から生まれる商品には心が宿ります。
不条理な現実に打ちのめされてきたからこそ見えてきた想いを、商品に託す。この目に見えないところこそが、商品の価値なのです。
作り手が商品の品質や開発の話をするとき、根底にあるのは組合員へのメッセージであり、信頼関係がなければ正直な商品やナラティブ(共感を呼ぶ物語)は組合員に届かない。
この関係性をつくっていくことができるのが生協。
被災したからこそ、人と人が支えあったあの時のことを思い出し、今こそそれが大切だということを考えてほしい」と高橋社長は話します。
あいコープ職員として
あいコープの水産品を長年担当する後藤職員。
日々の原動力は配送職員時代の経験にあるといいます。
「産地学習会や生産者と組合員の交流で感じた感動を、多くの方々に伝えたいんです。
生産者が商品に込める価値は、目に見えません。
だからこそ私たち職員が生産者の想いを汲み取り、まんま通信を通して組合員に発信することが自分の使命だと感じています。
あいコープと関わるみんなが大好きだから」。
あいコープ商品部商品課 後藤 洋文
あいコープは、便利な宅配購入をするだけの場所ではなく〝共に社会を良くしようとみんなで考え、行動できる場所〟です。
今回の震災から15年目の企画を通じて、私たちが伝えたいのは、作り手がどんな想いで作りつないできたのかという、商品の物語であり、生産者と生協・組合員が長い年月をかけて築いてきた関係性です。
作り手が商品の品質や開発の話をするとき、根底にあるのは組合員へのメッセージであり、信頼関係がなければ正直な商品やナラティブ(共感を呼ぶ物語)は組合員に届かない。
まんま通信や生産者との交流を通して商品の背景を知り、「この商品を心から利用したい」という気持ちが芽生えたとき〝生協の組合員だからこその利用〟につながります。
「想い合う気持ち」が溢れていた震災当時を思い返すことで、生協が果たす役割と使命をみんなで見つめ直し、次の世代につないでいきます。
おとうふ揚げ3種セット