A. むしろその逆で、体内コレステロールを下げる働きをします。
一般的に、卵は体内のコレステロール値を上げると思われがちですが、むしろその逆で、体内コレステロールを下げる働きをします。
卵自体のコレステロール値は牛肉やチーズよりも高いのですが、どうしてそんな働きをするのでしょう。
卵のコレステロールには、動脈硬化の引き金となる悪玉コレステロールを抑える成分が含まれています。
コレステロールには大きく分けて善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)に分けられます。
悪玉コレステロールが増えると血液の流れが悪くなって、血が固まりやすくなり動脈硬化の原因となります。
しかし、卵の黄身に多く含まれる「レシチン」という成分が、悪玉コレステロールを抑える働きがあると言われています。
ただし、いくら卵が体に良いとは言いましても、卵のみならずどんな食材でも食べ過ぎは体に良くはありませんので、常識の範囲内で食べることをお勧めします。