あいコープの商品は、市販品と比べて添加物が少なくなっています。表示が多く見えるのは、一般に省略される物質名もできるだけ表示するように努めているためです。

Q. 原材料表示に添加物がいくつも…市販品より添加物が多い!?

  • A. あいコープの商品は、市販品と比べて添加物が少なくなっています。表示が多く見えるのは、一般に省略される物質名もできるだけ表示するように努めているためです。

まずお伝えしたいのが、あいコープでは、独自の基準として「許容食品添加物基準」を設定し、この基準に合うものだけを取扱しています。

そのため実際には、一般の市販品と比べて、あいコープで取り扱う商品は添加物が少なくなっています


ではなぜ、原材料表示では、添加物が多いように見える場合があるのでしょうか?

それは、あいコープでは、乳化剤や安定剤などの物質名はできるだけ表示するように努めているためです。 市販品では省略するものも表示しているため、添加物を多く使用しているように見えてしまいます。


食品衛生法などの規定では…

1)表示免除される食品添加物
 1.栄養強化の目的で使用されるもの(ビタミン類・ミネラル類・アミノ酸類・核酸類)
 2.加工助剤(例えば「数の子」に使われる殺菌剤や漂白剤等)
 3.キャリーオーバー(例えば「和風ドレッシング」の原料醤油に保存料の安息香酸を添加しても表示されないなど)

2)一括表示が認められる添加物(具体的な物質名は表示せず一括で表示して良いもの)
 イーストフード、かんすい、ガムベース、苦味料、酵素、光沢剤、香料、酸味料、軟化剤、調味料(アミノ酸・核酸・有機酸・無機塩)、凝固剤、乳化剤、PH調整剤、膨張剤

…と、されています。


市販品の多くはこの規定に則して、表示していなかったり、省略して一括で表示しています。

例えば…
グァーガム、ローカストビーンガム、タマリンドシードガム、ジェランガム…など→「乳化剤」
グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン…など→「安定剤」


出来るだけ省略表示をしないあいコープの商品の添加物が多く見える場合があるのは、このためです。