醤油はカビ菌が入っても活動しないように、味噌は酵母の活動を抑えるため、一般的に「エタノール」を添加しています。

Q. 一般の醤油・味噌の原材料「エタノール」。何のために入っているの?

  • A. 醤油はカビ菌が入っても活動しないように、味噌は酵母の活動を抑えるため、一般的に「エタノール」を添加しています。

「エタノール」はアルコールの一種で、メーカーによっては「アルコール」や「酒精」という表現もしていますが、すべて同じものです。

醤油の場合は、一般的に瓶詰の後、火入れ(加熱殺菌)していますから、内部の菌は死滅していますが、 開封後に空気中を浮遊しているカビ菌が入っても活動しないように、「エタノール」を添加します。

味噌の場合は、充填される段階でも酵母は生きていて、包材の膨張・破裂につながる恐れがあるので、 酵母の活動を抑えるため、「エタノール」を添加します。

あいコープPB(プライベートブランド)商品は、醤油も味噌も発酵食品という性質上、 あえて生きている酵母の活動を無理に抑えるような添加物は不要だと考えています。 また、アルコール原料の多くは遺伝子組み換え作物である可能性が高いこともあり、「エタノール」を使用しないことにしています。

あいコープのPB商品の場合、醤油は開栓後は冷蔵保存を、味噌は上部に空気穴を開けていますので未開封でも横にしないよう、お願いします。