A. 石けん液に長く浸したりすると、アルマイトの酸化皮膜がとけて黒っぽくなることがあります。
アルマイトは、アルミニウムがアルカリ・酸に弱いという性質を補うため、容器の表面に酸化皮膜を形成して表面加工したものです。 皮膜に傷が付いたり、薄くなっている場合、反応して黒ずむことが起こります。
米ぬかを主原料にした台所用粉石けんは「弱アルカリ性」ですので、 石けん液に長く浸したりすると、アルマイトの酸化皮膜がとけて黒っぽくなることがあります。
アルマイト加工のものは、石けん水に長時間つけおきしたり、皮膜を傷つけるたわしや磨き粉などは使わないようにしてください。