心配していた雨も降らず、ほど良い気温。職員、理事合わせ20名程で交流田の草取りをしました。
大郷グリーンファーマーズ会長、郷右近さんからは「農薬を使ってないので周囲の田んぼとの違いが分かります。虫たちもたくさんいます。どうぞ楽しみながら作業してください。」とご挨拶がありました。
田植えからちょうど2週間が経過。気温が高かったせいで例年より稲の育ちも早く、雑草も順調に茂り始めているそうです。
まず、生産者の西塚忠樹さんに草取り方法を教えていただきました。
「田んぼの水をかき混ぜるようにして雑草を抜き、土にギュッと埋め込む。日光を遮ることで雑草の成長を遅くできるし、混ぜることで田んぼの中の有機物が循環できる」とのことでした。
■【動画】草取りのやり方
いよいよみんなで田んぼの中へ。
みんなで草取り

一人3列くらいを分担し、距離を取りながらもワイワイがやがや。
もうすぐカエルになりそうなおたまじゃくし、クモやコオイムシもいて、田んぼに入った子どもたちから歓声があがっていました。
■【動画2】草取りの様子
私達も手を動かしつつ、時折腰を伸ばしマスクを外して深呼吸!
うぐいすのさえずりも聞こえ、なんてのんびりとした時間。
大人数での作業のおかげで1時間ほどできれいな田んぼになりました。
草取り完了!

草取りの後は、郷右近さんが地下水で作ってくださった麦茶をいただきました。
ひんやりしていてどこか透明な味。とてもおいしかったです。
また、今回の田植えにはNPO東北食育実践協会さんのお店「食labo」でこの企画を知ったという学生さんも参加。生産者さんと熱心に交流されていました。改めて色々な繋がりって大事だなと思いました。
次回は生き物調べ。
今年も秋の収穫まで、生産者のみなさんに教わりながら稲の成長を支え、見守る活動ができることが楽しみです。
(担当理事)