早春の寒さの中、総勢16名でみつろうエコラップを作る組合員交流会を行いました。
みつろうエコラップは、ミツバチが巣立った後に残るみつろうを布に浸み込ませる事で食品保存用として繰り返し使えるラップです。
1回きりの使い捨てではないのでゴミの削減だけでなく、脱プラスチックの一歩になります。
講師の厳選した天然材料なので最後は安心して土に返せるのがすばらしいところです。

様々な問題について考えるきっかけとなりますように
みつろうを浸み込ませる布は、地産地消の観点から、私たちのしおさい地区・利府町に平安時代から伝わる「刈安染め」で手染めした一つ一つ模様の違う色鮮やかな布を選びました。
また、利府町刈安染めプロジェクトの立場から、地域の歴史の他、染めを通してファストファッションが抱える化学染料の水質汚染、環境・労働問題、マーケティング戦略について考えるきっかけ作りになるようお話もしました。

みつろうエコラップの作り方を教えていただきました
みんなワクワクした気持ちでスタート!

甘いみつろうの香りが…
温かいアイロンの熱でゆっくりじんわりと溶けるみつろう、そしてお部屋には甘いみつろうの香り。各々、世界に一つだけのmyエコラップが完成です!

作り方は簡単♪
試食のたい焼きは、脱原委員さんの鍋布団で温かくいただきました。
参加者からは、大事に使いたい、あいコープの活動を見て&聞いて組合員活動に参加したくなったという声が多く聞かれました。

myエコラップ、大切に使います
地区委員会の活動から沢山の情報を満足そうな笑顔と共に持ち帰っていただけ、とても心温かな交流会でした。
(地区委員)