12月に見学した際、悪天候のため水揚げがほぼなかった魚市場。そのリベンジをしよう!と今年度2回目の見学会をおこないました。
今回もお魚大好きな組合員親子、総勢12名が参加。
お声がけいただいた高橋徳治商店の高橋利彰さんから「今日はお魚がたくさんあがっているよ」と聞いた子ども達はワクワクが抑えられない様子。
転ばないようにお母さんと手を繋ぎ、いよいよ見学会の始まりです。
魚の買い付け担当者さんたちが行き交う中、市場長の佐々木さんのご案内で最初に出会った魚は高橋徳治商店「なぎょっと」の原料カナガシラ(キント)。
「いつも食べているなぎょっとだ!」とみんな興奮気味でした。

なぎょっとの原料カナガシラに遭遇
普段遊ぶ中でもお魚情報満載な子ども達とあり、「ホウボウ」「ゴールドマコガレイ」など並んだ魚の名前を良く知っており分からないことを積極的に質問していたのが印象的でした。

大漁!いわしだ!
帰港した船のイワシが水揚げされる風景は大変な迫力で目が釘付けになりました。

アカムツ
前回と同じく、放射能検査室にも入室させていただきました。
レーンを流れるサンプル品は放射能を微量でも含むとブザーが鳴って止まるしくみ。

お魚の安全性を丁寧に調べます
自分たちが食べている魚が管理された安全安心なものであることを学びました。「石巻のお魚はきちんと検査しているから安心してたくさん食べてね」と子ども達にお話された市場長さん。

お魚好きな子ども達も喜んでいました
風評被害がなくなったとは言えず、きちんと調べた上で安全なことを根気強く訴えていくしかないとの言葉が耳に残りました。
今後、組合員活動のひとつとして中学生や高校生にも魚市場見学の機会があるといいなと思いました。
(担当理事)