梅雨ということも忘れるくらいの暑さの中、七郷トライ田んぼの2回目の除草作業が行われました。

除草作業スタート!
参加者にはお子さんも多く、いつも手には網や虫かごを持って来てくれています。
大人たちは田んぼの雑草に驚いていますが、子どもたちは今回も虫取りに夢中です。

雑草がぎっしり生えています
2週間前にしっかりと除草したはずの田んぼには雑草がぎっしり生えていました。
水温が高いせいもありどんどん生える雑草に、雑草魂を感じずにいられません。
除草は大事な作業の一つで、除草を怠ると成長した雑草から稲に虫が渡ってしまい、稲に虫がついてしまうとのこと。
特に天敵はあの「カメムシ」だそうです!
生産者さんからこのような話を聞き、気合を入れて作業に取り掛かり、40分ほどで作業を終わらせました。
途中から手押し除草機も登場し、子どもたちには嬉しい体験となりました。
次は七郷クローバーズファームの産地見学です。

ライスセンター見学
代表の細谷さんの案内で、ライスセンター、堆肥場、BMW活性水プラント、トマトハウスを見学させていただきました。

堆肥場見学
細谷さんがこだわって建てたライスセンターは、収穫したコメを乾燥させてごみなどを取り除き、もみすりをして玄米の状態で貯蔵するための施設です。
今年は米が少なく保管倉庫も寂しい状態になっていました。
堆肥場では、東北大学の馬術部からいただいている馬糞の話や「あいコープ資源循環型農業推進プロジェクト」の説明があり、あいコープで扱っている野菜の作り方についての理解も深まったと思います。
次にBMW活性水プラントの見学をし、活性水が植物に与える影響についてお聞きしました。
BMW(B=バクテリア、M=ミネラル、W=ウオーター)とは、地球の自然循環や浄化作用をモデルにした技術のこと。
活用方法は色々あり、トイレの消臭や掃除、生ごみの処理などがあります。
最後はお楽しみのトマトハウスの見学です。
ハウスの中は、真っ赤でピカピカに光っている中玉トマトがたくさんなっていました。

トマトハウス見学
細谷さんから「子どもは両手に一個ずつ取っていいよ♪」と言われ、子どもたちは喜んでトマト狩りを楽しみました。
今は中玉トマトの最盛期なので、美味しいトマトをたくさん注文して応援したいですね!
お土産に規格外のトマトをいただいて産地交流は終了となりました。
次回の七郷トライ田んぼは7/12(土)むかっち先生の「田んぼの生き物調べ」です。
(担当理事)