あいコープみやぎの敷地内にはこの秋4周年を迎える自前のミートセンターがあります。
しおさい地区では、PB角煮の学習担当ということで、産直肉の仕入れから加工、そして商品になるまでを担うこのミートセンターを見学しました。
まずは辻井課長から、ミートセンターの成り立ちについて説明がありました。

案内してくれる辻井課長
経験のない中いちからの計画で深夜に及ぶ会議を重ねられたとのこと、立ち上げるまでに大変なご苦労がうかがえました。
そんな中でも組合員さんからの励ましがあり、支えになったというお話に心が温まりました。
その後はいよいよ見学です。最初はみんなで「寒い~!」と笑い合っていましたが、職員さんの真剣な様子を見て気が引き締まりました。

これから成型される新鮮なお肉
普段はよくお話されるという方々も黙々とお仕事をされています。

これぞ職人技!見ごたえあります
ほとんどの方が未経験で始められた作業のはずなのに、みなさん見事な包丁さばきでした。

集中して作業する利用者さん
お仕事をされている方の半分は、わ・は・わ利用者さんとのこと。みなさんそれぞれ持ち場を淡々とこなされていて頼もしいお仕事っぷりでした。

大きさを丁寧に整えてパック詰めします

キレイにパックされて出てきます
お昼はお楽しみの試食です。

全部おいしかった試食
今回は産直豚の味付け豚ロース2種(塩麹と味噌)、7月にデビューした生ハンバーグ、そしてプロジェクトチームで開発中の生ソーセージをいただきました。
一口食べてみて「脂までうまい」と全員の意見が一致。そう、お肉はもちろん美味しいのですが、脂が甘いというか他のお肉と違う…!
実は今回、夏休みに田尻のあいあいファームの見学に行った子どもたちが、可愛い豚さんのその後に興味を持ったので、ミートセンター見学も同行させていただきました。
豚さんの肥育から加工、そして実際に食べるまでの工程を経て、いろいろと感じるものがあったようです。
大人も同様ですがとても貴重な経験となりました。
食べ物が食卓に上がるまでに関わってくれた、たくさんの人々への感謝。そして「命を大切に思い、最後までありがたく美味しくいただく」ことが可愛い豚さんたちにお返しできることなのだと思いました。

一足早い肉まつり
(地区委員)


