ジョイケアシステムの活動の「たすけあい」の一つに「集団託児」があります。
あいコープの企画では、小さいお子さんをお持ちの方も参加できるよう、通常集団託児を実施しており、それを担うのが登録制の「ケアメイト」さん。
今年も、集団託児の安全性を高めるために、ケアメイト・理事を対象に、「救命救急講習会」を開催しました。

講師の宮城野消防署・千田さん
参加者は事前に各自「WEB講習」の動画を視聴してから当日に臨みました。
講師は宮城野消防署の千田さんです。
千田さんは、マイスクリーンを持参され映像や音声データを使いながら、「いざ」となった時の心構えをよりリアルにイメージさせてくれました。
心肺蘇生が行われなかったために失われた命のお話しや、心肺蘇生が適切に行われ助かった命のお話しを聞き、誰もが「ためらわずに勇気をだして心肺蘇生を行う事」がとても大事であることを実感しました。

AEDの音声をよく聞いて

AEDの準備中も胸骨圧迫、人工呼吸を続けます
救急車が到着する平均時間の10分間を休まず心臓マッサージ・人工呼吸・AEDを続ける体験には、皆さん「10分って長いね、一人ではとてもできない、協力し合わないと」と話していました。

心配蘇生の実習中
講座中も次々と質問の手が上がり、皆さん真剣に受講されていました。

乳児は足裏で意識確認

乳児は指2本で胸骨圧迫
「クイズや質問をしながらのお話しで、自分でも考えながら聞いたので頭に入りやすかった」「とても役に立つ内容だった」「もしもの時があればためらわずに行動したい」などの感想が寄せられました。

異物の吐き出させ方
一度受講しても時が経つと忘れてしまうので来年以降も継続して実施していく予定です。
(担当理事)


