次へ ≫    検索

12/3 秋保ゆうきの会 大根収穫&囲い作業。カモシカとも遭遇


12月3日、秋保ゆうきの会の渡辺さんの大根畑で収穫とその後の囲い作業に参加しました。 あいコープからの参加者のほか、秋保ゆうきの会を応援する消費者2家族がいらっしゃいました。

収穫適期を迎えた大根をひたすら抜き、その後保存するために深く掘った畑に一本一本並べて、腐りにくくするために肥料袋をかぶせて土で覆います。

ひたすら抜いた大根を埋めなおす


収穫していると、猿や鹿に食べられている大根が1割近くあるのが分かりました。

すると・・・

途中休憩を取っていた時に現れたのはニホンカモシカ!
獣害対策の策が設けられているにも関わらず、軽々と乗り越えて圃場に現れ、人々が見守る中、悠然と大根を美味しそうに食んでいました。

休憩時間に現れたニホンカモシカ。天然記念物がゆえに愛らしくもあり、憎らしいヤツ。


あまりにも悠然としているので笑うしかなく。
大根を食してこれだけ笑いを取れるヤツは早々いない。

そして、収穫物を食べてしまう鹿を目の当たりにして、殺気立つこともなく「大した奴だ」と見守る秋保ゆうきの会・渡辺さんがステキでした。うれしくないだろうに、これが共生なのか。と。

カモシカを「しょうがね~なぁ」と見守る渡辺氏
カモシカを「しょうがね~なぁ」と見守る

減農薬、無農薬、有機栽培、無施肥、不耕起栽培・・・消費者側はとかく求めるだけで、求めているのに出荷された農産物を高価だ、と言いがちです。
でも、そういった農産物(他畜産物も加工品も)を提供するにはかなりの手間や効率の悪さがあるのを、理解しなければなりません。

自分で食材を生み出すことができない消費者が、質の高い食材、商品を望むとき、やはりものづくりをしている方たちの労力を知り、再生産性を鑑みて対価を払うのは当然のことだと思います。

カモシカに食べられた大根
カモシカに食べられた大根

ひとつひとつの農作業は人出があれば楽しく短時間でできるはず。 今、どこの企業でもそうですが、農産現場でも人手不足になっています。 海外では、CSA ( Community Supported Agriculture ) の意識が高く、安全安心な農産物を手に取るために、自ら労力を提供するという考え方がどんどん広がっています。

あいコープは、食べ物を作る現場を知るチャンス(学習会や講演会、実際に農産現場に行って手伝う機会など)をたくさん作っています。
1月18日には、健康に影響を及ぼしているかもしれないネオニコチノイド系農薬の学習会を開催。 また3月には、あいコープの農産品や畜産品の方向性を知ることができる講演会も予定しています。
是非、ご参加下さい。
あいコープ生産者の、ものづくりに対する美学や生き様を知って頂けたらと思います。

なにはともあれ、今日大根作業をした秋保ゆうきの会のやさいBOX「秋保のゆうきいっぱい野菜セット」は、あいコープみやぎの組合員さんであればネットから注文できます(数に限りがある、ネット限定商品です)。
果たして、ニホンカモシカ、猿、イノシシとの攻防がありながら皆さんにお届けする大根はどれだけ生き残れるのか!?

理念を持った生産者、メーカーを是非応援して下さい\(^o^)/

(担当理事)

小牛田 佐々木さんのイチゴ畑 報告


最近、石巻地区委員が通わせていただいている、小牛田のイチゴ畑(生産者・佐々木さん)の状況を報告です。

■9月16日

ハウスの中は深い畝が立ててあり、イチゴの苗を定植する準備をしていました。

イチゴの苗を定植する準備


この時期は雨が続き、ハウスの中に水が入ってしまい、作業をするのに土が乾くのを待って、乾いた頃にまた雨が降る、の繰り返しだったそうです。
自然が相手って、ほんとに大変ですね(><)

■10月10日

定植されたイチゴの苗たちがずらりと並び、壮観でした!

ずらりと並ぶ定植されたイチゴの苗


「お祭りまでに、これにマルチ掛けの作業を終わらせたい」とおっしゃっる生産者の佐々木貞美さんですが、すごい広さと苗の数!大変な作業です。

こちらは、貞美さんの息子の慶悦さん。家族総出で作業されていました。

家族総出での作業
家族総出での作業

梨も作っている佐々木さん。
この梨は、地区委員がタルトタタンにして定例会で試食する予定です♪

佐々木さんの梨


左:花粉とり用の「松島」という品種。酸味がありお菓子作り向き。タルトタタンに変身予定♪
右:「新星」という品種。「今年はっぱり大っきくなんねんだおん」と貞美さんお嘆き(´ω`;)
奥:貴重なリンゴ梨。「アッピー」という名前で品種登録されているそう。

■10月22・23日

台風21号の影響で、ハウス近くの用水路があふれて畑に水が入ってきてしまい、畝がところどころ崩れてしまいました。苗は無事ですが、苗の根元が崩れると、生育に影響が出るそうです。

ポンプで排水しようにも、周囲が湖のようで、その水位が下がらないことには排水してもまた水が来ての繰り返しだったそうです。
夜から水はだいぶ引けたのですが、畝の間の溝にはまだ水が残っていて、少しでも水を吸わせるために、もみがらがまいてありました。

ところどころ崩れた畝


こちらの畑は無事


10/29のWa!わぁ祭りでは、私たち委員会が苺のスイーツを作って、組合員さんに試食していただく予定です。
無事に作業が終わって、お祭りの会場に佐々木さんが来てくれるのを祈っております(^人^;)
思いのこもったイチゴで作ったスイーツ、たくさんのお客様に食べていただきたい!
佐々木さんと組合員さんの交流の橋渡しをさせていただけるよう、がんばります!

(地区担当理事)

9/24 やっぺしりんご園地に行こう!見学ツアー


9月24日。晴天にも恵まれ、15家族27名で天童果実同志会りんご園地に行ってきました。
りんご栽培について、木を目の前にして生産者の皆さんからお話を伺いました。

伊藤信行さんのお話

片桐道也さんのお話

接ぎ木の話をする片桐知宏さん


春先の低温の影響もあり『黒星病』が発生しているとのこと。
天童果実同志会の倍以上の農薬を使っている他生産者グループでも黒星病が出ているということで、異常気象の影響は産地を悩ませていました。越冬菌なので防除するのには数年かかるということも耳の痛い話です。

特にひどい黒星病のりんごと葉っぱ


しかし、この『黒星病』は、皮をむけば食味には影響がありません!
『安心、安全なものを届けたい』そうおっしゃる生産者さんの言葉を直に聞いてきた私たちです。写真は特にひどいものですが、軽度のものはお知らせを付けて組合員のみなさんにご理解いただき、供給する可能性もあります。今後も応援していきたいと思いました。

お隣の洋梨の園地でも、台風の風で落下してしまったり、キズがついてしまったことなど聞きました。

洋梨の作柄、収穫後の貯蔵や食べごろの見極めを話す片桐政治さん


昼食会場では、生産者の皆さんと組合員で意見交換。
収穫が終わった「つがる」で作ったフレッシュジュースが振る舞われました。

子供たちに大人気、出来立てりんごジュース


天童果実同志会では、「農薬は慣行基準の半分に」「ネオニコチノイド系農薬は使わないで」というあいコープ組合員の声に応え、それを実践して5年目になります。当初から難しい挑戦であることは産地もあいコープも承知の上でしたが、昨今の天候不順も重なり、毎年園地の状況は変化し、その対応に苦労しているといいます。

10月からも天童のりんごや洋梨の出荷が続きます。時期によって変わって行く品種の違いをぜひ味わってみてくださいね。
天童の果物には、生産者のお名前とともに似顔絵が入っています。感じたこと、食べてみての感想など、一言でもいいのでお寄せください!生産者の励みになるそうです。

もうすぐ収穫を迎えるりんごの木の下で、集合写真。
集合写真

(担当理事)

9/4 青葉B地区 高橋徳治商店工場見学


9月4日、練り物でおなじみ高橋徳治商店の工場見学に、青葉B地区委員会で行ってきました!

まずは原料冷凍庫。

原料冷凍庫には常に150tがストックされているそうです。

原料をスライスしているところ。

こちらは北海道産のスケソウダラのすり身。これに地元前浜の小魚(カナガシラ、石持、オキギス)を各商品によって配合しているそうです。

前処理室の様子。

前処理室では、えびしんじょの前処理中でした。エビの殻などを取り除いています。

次は練り作業。
この日はお豆腐揚げと、おでん種用の玉ねぎ揚げを作っていました。

触らせていただきました。

すり身の温度を上げ過ぎると食感崩れでプリプリ感が戻らなくなるため、仕上がり製品によって適正な温度の見極めが大切とのこと。5年以上経験を積んだ職員が行なうとのことで、まさに職人技です。合成添加物を使えば容易に作れますが、使わずに作るためには熟練の経験と努力が必要です。

お豆腐揚げの成形の様子。

自動で成型されたものが出てきます。型崩れしたものを人の手で除き、たまに計量して重さに誤差がないかチェックしてました。

お豆腐揚をあげる。

まずは低温で、進むにつれてだんだん高い温度で揚がるよう、設定されています。

お豆腐揚げ・揚がりました。

揚がったらそのまま急速凍結ラインへ。こうすることで品質保持しています。約17分で凍ったお豆腐揚げが出てきました。

一日の製造作業は午前中まで、午後は機械の洗浄と清掃をするそうです。基本的には石けんで洗浄しているというから驚きです。

こちらは独自の検査室。

専任の検査員さんが洗浄後の機械、原料、製造商品を毎日検査し、菌が繁殖していないことを確認しているそうです。合成洗剤、添加物を使わず食中毒や菌を出さないためにかなりの努力が伺え、頭の下がる想いでした。

社長さんとお昼をご一緒

見学の後は、社長さんとお昼をご一緒しながら、たくさんのお話をうかがいました。
水産の現状、お豆腐揚げの豆腐を作っている豆腐やさん、あいコープ生産者さんとの交流、地域との交流…。
「なぜ生協かって、組合員、生産者が好きなんだもの」というお言葉に、社長さんのお人柄に愛を感じました。

その後、10/29開催Wa!わぁ祭りで提供する「青葉B地区バージョンおでん」を、27の種を試食しながら組み合わせを決めました。高橋徳治商店の社員のみなさんご助言いただきながら完成したのは、かなり欲ばりなおでん!お祭りかぎりの贅沢おでんですので、みなさんお楽しみに♪

チーズ
チーズ

(担当理事)

9/1 唐桑漁協を訪問しました


9月1日。曇りと雨の予報が出る中、仙台から車で3時間の唐桑漁協を訪れました!
唐桑半島に入り海を眺めると荒々しい波。船に乗れないなぁ…と半べそを掻き唐桑漁協・畠山政則さんの船がとまる港に到着したところ、なんとっ(*'▽')!青々とした海と晴れ渡る美しい空が私たちを迎えてくれました!

唐桑といえば
春に旬を迎える『わかめ』外洋で育ったわかめはシャキシャキ!
ギフトでいただける『ホタテ』もおなじみですね(^^♪
そして
11月頃から登場する『牡蠣』!
今回はこの牡蠣について畠山政則さんにお話を伺いました。

畠山政則さんとあいコープ後藤商務


県内だけではなく築地でも高評価を得ている唐桑の牡蠣。
誰が作ったか分かるように顔が見えるやりかたで出荷しているそうです。

息子の政也さんも『手間をかけただけ応えてくれる』とおっしゃいます。
そしてその手間の一つが、8月から約1か月間かけて行われる温湯(おんとう)処理です。

お話を伺った後、温湯処理を見学するため、船に乗せてもらい養殖場に出ました。

温湯処理は、牡蠣が付いた重た~いロープを一本一本海から出して、70℃の温水に20秒から30秒ほど漬けることにより、牡蠣に付着したわかめやムール貝などを死滅させ、同時に丸みのある牡蠣にするという手法だそうです。

まずは海から引きあげて

70℃のお湯に → わかめ青々


これによって、熱を加えても縮まない牡蠣ができるのだそうです。
牡蠣がついたロープを持たせてもらいましたが想像以上の重さにビックリしました(@o@)!
1シーズンで3,000本行うそうで、気が遠くなるハードな作業です。

岸に近い所ではホタテの養殖の様子も見せていただきました。
余談ですが、漁師さんは揺れる船やいかだの上で作業することで、すごーく体幹がいいんだとか。

筏の上で作業
筏の上で作業

陸に戻り、収穫した牡蠣などを殺菌するための作業場も見せていただきました。
そこには、あいコープから贈られたという殺菌機がありました。

あいコープから贈られた殺菌水を作る機械
殺菌水を作る機械
『この機械のおかげで震災後に牡蠣が出荷でき、次の年には漁師さんの収入になったんです』とおっしゃるのは宮城県漁協唐桑支所長の菊川さんです。
そんな経緯があったのかと、お話を伺い本当に嬉しくなりました。

「なぜ唐桑の牡蠣が美味しいのか、それは海(漁場)が持っている条件に加え、手を抜かず時間を手間をかけているからです。」
自信をもってお話しされる畠山政則さんの姿が印象的でした。

早く牡蠣に会いたい!
今年の牡蠣がますます楽しみになりました。

畠山政也さんと奥さん
畠山政也さんと奥さん

(担当理事)
 次へ ≫