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7/17 環境学習会「身近なものが害になる-香害とネオニコチノイド系農薬-」


「香害」や「ミツバチ大量死は警告する」などの著者として知られるジャーナリストの岡田幹治さんを講師にお招きして、環境学習会「身近なものが害になる~香害とネオニコチノイド系農薬~」を開催し、83名の参加がありました。

身近なものが害になる~香害とネオニコチノイド系農薬~
「香害」とは香りつき商品の成分で健康被害を受けることを意味する新語で、新たな「公害」のひとつです。
6年前から特に香りつき商品が急増。香りが強く、しかも持続するように開発されているそうです。具体的にはカプセルに香りを閉じ込めて動くたびにそのカプセルが壊れて臭いが出るような仕組みになっているそうです。タバコの受動喫煙と似ていて、空気は選べません。いつ「被害者」なるかもしれないし、すでに「加害者」になっているかもしれない・・・。

今まで特に香りを好んでつけていた人が、ある日突然化学物質過敏症になるということあるそうで、頭痛や思考力の低下、喘息や皮膚炎、咳・くしゃみなど、いろいろな症状がでるそうです。
公共の場でのアロマサービス(電車や役所などでアロマを焚く)なども増え、市民が反対して中止になったケースもあるそうです。

身近なものが害になる~香害とネオニコチノイド系農薬~
ネオニコチノイド系農薬は、神経伝達を混乱させる神経毒で効果が長時間持続し、成分が根・種子から作物に移行して全体に浸透するので、使う側にとってはとても便利だけれど、毒性が強く洗っても落ちないので問題点が多いとのことでした。実際にミツバチの大量死を始めとする生態系への影響や、人体への影響も具体的な例をあげて説明をしていただきました。

身近なものが害になる~香害とネオニコチノイド系農薬~
最後に、岡田さんから、「心と体の休養と食事が大事」というお話がありました。
化学物質過敏症の人は「炭鉱のカナリア」のような、多くの人が気づかないことを気づかせてくれる存在。複合汚染の時代に住む私たちは、化学物質をゼロにすることは難しいけれど、できるだけ香料や着色料などを含まないものを選び、適度な運動と休養、そして食事に気を付けることで、健康を保つことができるということでした。

参加者からたくさんの感想が寄せられました。一部を紹介します。
「お話がとてもわかりやすかったです。とても勉強になりました。」
「香害やネオニコの問題がもっと広く知られればいいのにと切に思います。」
「中学校のクラスが香料の充満していて、息子が困っています。」
「なんとなく参加した者ですが、問題がたくさんあることを知り驚きました。自分ができることはまだまだ少しだけだとは思いますが、取り組める所を少しずつ取り組んでいきたいと思います。」

(担当理事)
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