東京小金井市でクリーニング店を経営されている茂木孝夫さんを講師にお招きして、石けん学習会を開催しました。
実は、合成洗剤やドライクリーニングの溶剤はPRTR法で有害化学物質に指定されていて、人や環境への影響が懸念されます。また、洗浄力の面でも石けんに劣ります。
お話のあとは、シミや襟汚れのひどいワイシャツ、野球のユニフォーム、ダウンジャケットの洗い方や、スーツのアイロンのかけ方などの実演がありました。
実演中
白シャツに、口紅・ファンデーション・マッキーで線を書いて、落とし方の実験をしました。
石けんを振りかけ、洗濯ぶらしでこすり洗いします。それだけで、口紅・ファンデーションは落ちました。
残ったマッキーは、へらを使ってこすり洗いをすることで、こちらも落ちました。
洗濯ぶらしでこすり洗い
クリーニング店に出している洗濯ものの半数近くは家庭でも洗えるものが多いそうです。みなさんも、石けんで洗濯してみませんか。
参考までに、茂木さんの著書をご紹介します。
2019年2月コスミック出版発行「家庭でできるカラダにいい洗濯術」
(担当理事)