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1/24 大島堅一氏講演会『原発やめると電気料金が上がる?~原発の本当のコスト~』


「原発を廃止すると火力発電に頼ることになり、電気代が上がりますよ」
それって本当でしょうか?

女川原発の再稼働が現実味を帯びてきた宮城県で、もう一度根本から原発のコストを検証しようと、龍谷大学政策学部教授の大島堅一氏をお招きして、講演会を開催しました。
会場には組合員と一般参加者を合わせて65名が集い、大島先生のお話に耳を傾けました。

龍谷大学・大島堅一氏の講演会
大島堅一氏講演会
福島原発事故が発生して以来、原発は多くが停止しています。そして事故の加害者である国と東電は懐を傷めず、国民に事故の処理費用を負担させながら再稼働の道を進もうとしています。一方再生可能エネルギーは増え続け、電力不足は起こっていません。
先生の示された資料によると、条件が良ければ太陽光をはじめとする再エネでほとんどの電力を賄える日もあるほどで、政府が再エネに舵を切れば脱原発は可能であることがはっきりわかりました。

大きなポイントは、原発を持ち続けるだけでコストがかさむという事。福島の事故以来、規制が厳しくなり、莫大な改修工事・追加工事をしなくては再稼働が認められない中、原発は立ち往生しています。ただただ発電もしない原発を維持し続けていては下げられる電気料金も下げられるはずがありません。そして停止期間が長くなればなるほど、発電できる時間は短くなりコスト(単価)が上がるという、簡単な計算です。

「原発を廃止しても再稼働しても電気料金は下がります」と先生の言葉。では同じ安い電気ならどちらがいいでしょう?10万年先まで危険な廃棄物を出し続ける原発と、環境負荷が少なくコストが下がり発電効率が上がってきている再エネ。・・・考えるまでもありません。

「怖いか怖くないか」「危ないか安全か」という論争だけでは、それぞれが主張して終わりがありません。しかし経済の面から見ると原発は反対派にはもちろん、推進派にとっても利益のないものであることがよく解りました。
今がやめ時。ここで原発をすっぱりあきらめ、再エネにシフトししなければ!と誰もが思う素晴らしい講演でした。

真剣に耳を傾ける参加者の皆さん
真剣に耳を傾ける参加者の皆さん
参加者が共有することができたこの想いを女川原発の再稼働を止める力にして、あいコープのこれからの脱原発活動につなげたいと強く感じたひと時でした。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

(担当理事)
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