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3/10 農産学習会「今こそ知る産直!」


3月10日におこなわれて今年の農産学習会は、全国愛農会会長であり家族農林漁業プラットフォームジャパン代表の村上真平氏をお迎えしてお話を伺いました。

村上氏のお話
農産学習会
福島県の農家に生まれた村上氏は、20代前半にインドに渡り約20年間の有機農業普及NGO活動ののち帰国、福島県飯館村にて自然農業をベースとした暮らしをしていましたが、3.11の東日本大震災の原発事故直後に三重県に避難され、現在もその地で持続可能な農業を中心とした暮らしをされています。

農園紹介
農産学習会
2019年から2028年は国連の「家族農業の10年」です。この「家族農業」の中には衣食住を生産する一次産業全てが含まれており、世界の8割の食べ物はこの「家族農業者」によって生産されています。
あいコープが設立当初から大切にしてきた産直産地の仕組みはまさに「家族農業」です。

国連が「家族農業年」とした背景の一つに『貧困』と『飢餓』という問題があります。
村上氏は、この危機的状況から脱却するためには「持続可能」であることが不可欠で、それを生み出すのが【循環・多様性・多層性】という3要素だと仰いました。
【森】は多種多様な生物が複雑な環境の中で循環を作っています。そして森の幾重にも重なる層(多層性)が生命を育み続けられる環境を造ることによって、循環し続けることができます。【森】こそが生命が生きられる環境であり持続可能な姿であると話されました。

お話の中に、村上氏が有機農業に切り替えた時の実体験もあり、土に余計なものを入れないこと、土の力を大切にすることで「地力」が蘇るという希望に満ちた話や、農業の喜びを語られる場面もありました。

この後は、県内3産地の報告です。
七郷・大郷・迫の3人の生産者から、取組の報告や村上さんの話に共感する体験を発表していただきました。

七郷の取り組みについて紹介する、七郷みつば会の細谷さん

はさま自然村の菅原さん

昨年の台風で大きな被害があった大郷みどり会では川から田んぼに水を引く大きなポンプが破損している状況もあるそうですが、田んぼ・畑とも再開に向けて動いているという状況もお話し下さいました。

現在の大郷みどり会の状況を話す西塚さん

現在、まんま通信でも有機農産物の割合が増えており、生産者は日々取り組んでくださっております。
子供たちに平和で幸せな未来を残したいと誰もが願います。
その為に私たち組合員が出来ることは、産地と繋がることでどのように作られているかを知り、買って食べる循環の一部になることだと思います。

このような状況だからこそ、食べることを大切にし、日々食べ物を生産し届けてくれる方々への感謝を忘れずにいたいと強く思いました。
お集まりいただいた皆様、どうもありがとうございました。

(担当理事)
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