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4/14 仙台港GMナタネ調査報告


毎年恒例の「ナタネ調査隊」。出動の時期がやってきました!
あいコープみやぎでは、2007年からこのGM(遺伝子組み換え)ナタネの自生調査を続けており、過去に数回、石巻港付近でGMナタネの自生を見つけています。

例年になく参加申込の多かった今年度。花の咲く時期が早かったり遅かったりと毎年苦労するナタネ調査ですが、今年はまさかの新型コロナウイルスによる緊急事態宣言!
苦渋の決断ではありましたが、感染拡大を防ぐことを最優先と考え、今回は理事と職員のみでの調査としました。お申し込みしてくださった組合員の皆さんには個別にお電話にて事情を説明し、「来年こそはぜひご一緒に…!」と中止のご連絡をさせていただきました。

当日、風の強い中、理事4名と職員で仙台港へ。
いつもは乗り合わせで向かうのですが、今回は感染予防のため移動の車もそれぞれ。車内での情報交換もできず、寂しさ漂うナタネ調査です。

仙台港はこれまでも「セイヨウナタネ」の自生はほとんど見られず、咲いている黄色い花は「ハタザオガラシ」です。目的の「セイヨウナタネ」ではありませんが、アブラナ科の植物同士は交雑しやすいので、交雑による汚染がないことを確かめるためにも検体を採取し簡易検査を行いました。

仙台港のハタザオガラシ
仙台港のハタザオガラシ
結果は陰性。
仙台港に遺伝子組み換えナタネの汚染は見つかりませんでした。

今回、初の試みとして、参加した理事が事務局を務める「食べもの変えたいママプロジェクトみやぎ」のFacebookで、このナタネ調査の様子をライブ発信しました。参加できなかった組合員の皆さんにもぜひご覧になって欲しいので、フェイスブック「食べママみやぎ」検索してみてください♪

ナタネ調査隊の活動をライブ配信
ナタネ調査隊の活動をライブ配信
毎年、開花時期や植物の数や大きさ等に何かしらの変化を感じるナタネ調査ですが、今年驚いたのは、飼料会社の周辺に「除草剤」がまかれていたことです!
道路向いや中央分離帯の青々とした雑草に比べ、飼料会社のある歩道側だけ茶色く枯れていました。

除草剤がまかれた飼料会社のある歩道側。中央分離帯との違いは一目瞭然
除草剤がまかれた飼料会社のある歩道側。中央分離帯との違いは一目瞭然
油などの原料として輸入された遺伝子組み換えナタネが輸送の途中でこぼれ落ち、在来ナタネや他のアブラナ科の植物に交雑により汚染を広げることのないように毎年調査をし、行政や企業へ管理と清掃の徹底を呼びかけていたのに、安易に除草剤をまかれてしまうとは…。とても驚きました。

後日、石巻工業港でもナタネ調査を行いました。その報告はまた後ほど!

(担当理事)
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