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9/4 平飼いこめたまごの栗駒高原訪問


県北は栗駒市。のどかな丘の上にある「平飼いこめたまご」の生産者・栗駒高原の岩島誠さんを理事と職員、太白地区委員の6名で訪ねました。
暑い日でしたが風が通り抜けてとても気持ちの良い場所に鶏舎があります。

風通しのいい丘の上の鶏舎

岩島誠さんはおじいさまの代から続く養鶏を継いだ3代目。ご両親と共に、鶏と向き合うことのできる少羽数での飼育を続けています。

岩島さんを囲んでお話を聞く

まず鶏舎に入ると、飼料の配合について説明してくださいました。

栄養たっぷりの自家製飼料

震災を経験し、輸入の飼料に頼ったシステム養鶏の脆さを実感した岩島さんは、養鶏のスタイルを平飼いに変え、飼料もできるだけ地場のものを自家配合して与えています。あいコープ組合員にはおなじみ大郷の玄米と一緒に、地元栗駒の籾付きの米も入っています。
「白鳥なんかの野鳥は、籾を剥いた米なんて食べないでしょう?籾がついてるのは鳥にとっては普通なんです^^」
なるほどと頷く話がたくさん。

鶏舎が不潔になると病気が発生して鶏が弱ってしまいます。それを予防するために薬で消毒するのではなく、安全な「EM菌」を使い、微生物の力で悪い菌の増殖を抑えています。「世の中たくさんの菌がいて当たり前なのに、薬品で抑え込めるはずがないですよね」と岩島さん。EM菌のお水で餌(米などを混ぜた粉状の物)を湿らすと、鶏も食べやすくなり、栄養をバランスよく取り込んでくれて一石二鳥。これもまた納得です。鶏はスプーンを使えませんからね(笑)。

広い鶏舎を自由に動き回れます

鶏舎では鶏が翼を広げ、まさに好き勝手に走り回っていました。全体の5パーセントは白い雄鶏です。

白い鶏はおんどり

生まれた卵は時折有精卵になるということですが、有精卵が特別素晴らしい栄養を持つわけではないのだとか。でも、オスとメスがいることがきっと鶏にとって自然なことなのだろうなと感じることのできる風景でした。

卵を産むのは狭くて薄暗いところがいいの

鶏舎には巣箱のような個室が用意されていて、卵を産みたくなったら自らここに入り産むのです。ちょうど「コケー」と言いながら産み落とす瞬間を目にすることが出来て感動しました。

餌の時間になると、鶏たちはにわかにウキウキし始め、餌が餌入れに入れられるとすごい勢いでつつき始めます。自分で餌のある所へ走り寄り、ついばむ姿にかわいらしさがあふれます。

勢いよくえさをついばむ鶏たち
勢いよくえさをついばむ鶏たち
食べた後はまったり食後の休憩。各々が思い思いの場所で床に敷いてあるもみ殻を掘り、埋もれるように羽を休めていました。砂浴びのように動いている子も…岩島さん曰く「金網のケージではなく、ついばみたい床があり、穴を掘りたい時に掘れる、そういう本能を満たせるのが一番ストレスフリーなんです」とのことでした。

食べたらゆっくり穴を掘って砂浴び
食べたらゆっくり穴を掘って砂浴び
自由に走り回り、卵を産みたくなったら好きな場所で産む、そうやって生まれた卵を私たちは分けてもらっています。岩島さんの愛情をいっぱい受けて、健康に育てられた鶏たちを応援したい気持ちで鶏舎を後にしました。

うみたてたまご
うみたてたまご
「ありがとう!これからも頑張って産むんだぞ~~~!」

(担当理事)
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