活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

【食と農委員会 2020年度の活動を振り返って】

 あいコープみやぎには、生きることの根幹となる「食」を育む活動をする「食と農委員会」があります。組合員による農・水・畜産産地との交流や、商品をより知って「あい」していくための活動を行っています。不定期で組合員に向け発行される「食と農委員会NEWS」で情報をお届けしていますのでぜひご覧ください♪

 2020年度はコロナの影響で制約がある中、できることをできる限りというスタンスで活動して来ました。いつもなら組合員みんなでバスツアーとして訪れる産地も、理事や委員数名による視察となり、組合員だけでなく生産者さんも寂しい思いをしています。そんな視察の一つ【飯豊ながめやま牧場】の様子を5分ほどの動画にまとめました。

 昨年11月、放牧パスちゃん牛乳の故郷である山形県置賜郡飯豊(いいで)町、飯豊ながめやま牧場に理事4名で訪れました。約300頭の牛たちはコロナなど我関せずといったのんびり具合で(笑)悠々と草を食む様子に安心しました。牧場内に私たちが入ると興味ありげに寄ってきて、いつの間にか牛たちに囲まれてしまうシーンもあり、牧場職員さんも大笑い。牛舎に繋がれっぱなしの乳牛も多い中、『放牧』される幸せを牛たちと一緒に体験して来ました

牛の様子を見る牧場職員の松岡さん

 早朝5時から、牧場職員の皆さんのお仕事も見学出来ました。牛舎の整備に始まり、搾乳、放牧と、牛たちを安全に気持ちよく過ごさせてあげること、そして私たちに届く「パスちゃん牛乳」(=生乳)の品質を守ることはとても大変なお仕事です。

広い牧場で思い思いに過ごす

 新設されたばかりの搾乳施設も見学出来ました。一度に24頭の牛のお乳を搾ることのできる「パラレルパーラー」は、以前あった施設より牛にも人間(労働者)にも優しく、充実したとのこと。

搾乳される牛たち

子牛の姿もありました
子牛の姿もありました

放牧を終え牛舎に戻る牛たち
放牧を終え牛舎に戻る牛たち

 牛たちが自分で歩いて搾乳機のある柵に順々に入っていく姿や、パスちゃん牛乳が搾られていく様子、そしてもちろん豊かな自然の中の牧場を自由に歩き回る可愛らしい様子も動画でご覧いただけます。バーチャル産地見学♪どうぞご覧ください!

https://youtu.be/wwMiwKIAy1I

(担当理事)