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4/22 【石巻港ナタネ調査報告】


4/22(木)石巻工業港でナタネ調査を行いました。

ナタネ調査隊in石巻工業港
コロナの影響で今年度も組合員さんへの呼びかけは断念しましたが、石巻の地区委員と、美味しい練り物でおなじみ♪高橋徳治商店の髙橋利彰部長にご参加いただき、調査隊出動です!

去年GMナタネが数検体確認された場所に集合し、まずは検査について説明。
途中で採取してきた「在来ナタネ」と「セイヨウカラシナ」を実際に見比べながら、見分け方をレクチャー。なぜ見分け方を教えるか…それはGMナタネが疑われるのは「セイヨウナタネ」がほとんどだから。「ほんとだ、葉っぱが違う!」さっそくこの2本を簡易検査、こちらは陰性でした。

大きすぎてなかなか抜けず。ここは男性にお願い!
さぁ、次は目をつけていた限りなく怪しい検体を確保しに移動!かなり大きな株で、引っこ抜くのも一苦労。ここは男性の出番、高橋徳治商店・髙橋利彰さんにお願いしました。
皆で確認「ほら、葉っぱが茎の半分くらい巻いてる、セイヨウナタネでしょう?」「ほんとだー!」

大きな容疑者を確保!セイヨウナタネです。 大きな容疑者を確保!セイヨウナタネです。
そして簡易検査「…出たー!二本線!!( ゚Д゚)」バスター耐性ナタネでした。

バッチリ出ました二本線! バッチリ出ました二本線!
少し前、ここを下見した時に採取していた1検体も「バスター耐性ナタネ陽性」が確認されていましたが、それに続き2検体目の「バスター耐性ナタネ」です。

ここは国の「重要港湾」に指定されていますが、ナタネ輸入の事実は何年もないとのこと。水揚げがないと、国や自治体は積極的な調査をしてくれません。
そこで私たち、市民の出番!簡易検査のキットを使い、このようにGMナタネの自生が確認されると、全国の様々な生協や仲間たちと情報交換をし、行政や企業に現状を訴え、調査・管理の徹底をお願いします。そうして知らず知らずのうちに遺伝子の汚染が広がる※のを防ぐのです。

今回、石巻工業港周辺は歩道の工事などで雑草が取り除かれていて、あまりナタネは見当たりませんでした。ただ、昨年は菜の花の季節が終わった後の5月末や11月末にもGMナタネが確認されているので、今後も年間通してチェックは続けていきます。

黄色い菜の花が咲き誇る「春の風景」に汚染が広がらないように、GMナタネ調査隊はひっそりと活動を続けております。トラックやダンプが行きかう幹線道路で菜の花引っこ抜いてる怪しいおばさんがいたら、調査隊かもしれません。どうぞ温かく見守ってくださいね(笑)

※「遺伝子の汚染が広がる」:GMナタネが自生・繁殖してしまうと、セイヨウナタネと交雑しやすいアブラナ科の在来ナタネや野菜(大根やブロッコリーなど)との交雑が進み、見た目からは判断できない遺伝子組み換え作物が広がってしまうことになる。

(担当理事)
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