活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

7/8 石けん環境委員会 環境学習会「未来のために知っておきたい、海とプラスチックの話」開催

プラスチック汚染は海の生き物への深刻な影響だけではなく、私たちもすでに摂取していて、2050年には海の中が魚よりもプラスチックのほうが多くなるかもしれないことを知っていますか?

大阪商業大学公共学部准教授であり、特定非営利活動法人プロジェクト保津川の代表理事でもある原田禎夫氏に、プラスチック汚染の海や川の現状や京都府亀岡市の取り組み、生分解性プラスチック、被膜肥料カプセルについてなど幅広く教えていただきました。

大阪商業大学公共学部准教授・原田禎夫氏
大阪商業大学公共学部准教授・原田禎夫氏
学習会の冒頭から緑色の細長い5mmほどの物体、それが川や海のあちらこちらに落ちていることを知り、それが身近に当たり前のようにある人工芝だということでショックを受けたという参加者さんもいらっしゃいました。

またその他にも海鳥のひながだんだん弱っていく姿、そのお腹の中にある大量のプラスチック、そしてその多くが日本のものであることや、大量に川に浮いていたり、砂浜に落ちていたりする小さい丸い粒々が田んぼに使われる肥料のカプセルだということなど、いかに身の回りに溢れるプラスチックが川から海に流れ出ているのかを知り、プラスチック汚染の現状がとてもよくわかる学習会でした。

この現状を知り、知っている人だけがプラスチック削減をすればいいのではないこと、それを幅広く知ってもらい、皆で行動にうつしていくことが大切だということを学びました。

引き続きプラスチック汚染について学び、自分たちが出来る一歩に取り組むことでそれを紹介していきたいと思います。

未来のために、きれいな海になるように、皆で行動していきませんか?

(担当理事)