活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

6/4 田んぼに行こう 【大郷無農薬交流田 除草作業】

前日までの雨が上がりきれいな青空が広がる無農薬交流田。
田植えから3週間後、スタッフ含め25名の組合員が集まって第一回目の草取りを行いました。

植えた苗は順調に生育し、田植えした時よりも生命力あふれしっかりと田んぼの中に立っていました。透き通る水の中、田んぼの稲と稲のあいだにちょこちょこと生え始めている草たちが除草対象である「コナギ」です。

生え始めたコナギ

生え始めたコナギ

まだ小さなとがった葉っぱですが、成長すると水面を覆い、稲に行くはずの栄養を取ってしまうため、お米がうまく育ちません。かわいそうですが除草します。

稲は抜いちゃだめよ~!

稲は抜いちゃだめよ~!

田んぼに入り、横一列になって前に進みます。前かがみになって進むのが結構な苦労。

前傾は辛いな~。

前傾は辛いな~。

端から一斉に除草

端から一斉に除草

稲の列のあいだのコナギを手で抜いて、土からはがし、泥の中に埋め込みます。こうすることで、土から離れ、光が当たらなくなり成長しなくなるのだそうです。

抜いたコナギは泥の中に埋めます

抜いたコナギは泥の中に埋めます

大人も子どもも、降り注ぐ日差しと吹き渡る風を感じながら作業を進めます。
1時間ほどで全体的に除草できたことを確認して終了。
うまく除草できていたかどうかは、また2週間後の除草の時に結果が分かります。

「除草剤を使わないってことは大変なんだね~」「この広さをこの人数だからできるけど、もっと広かったらできないね~」みんな口々に無農薬の米への想いを語りながら、育っていく稲を眺めていました。

これから2回目の除草と生きもの調べなど、作業とお楽しみは続きます。
参加者同士も顔見知りになり、組合員交流企画は楽しさも増しています!

(担当理事)