夏休み最後の日曜日、バケツ稲選手権では、毎年お世話をしてくれるはさま自然村(登米市)への産地見学会を行いました。
生産者の芳賀定一さんが圃場を案内してくださり、参加者は元気に生育するオクラ・ナス・ピーマンの収穫体験をさせていただきました。
33度を超える暑さのため、収穫体験の後は地域の集会所に移動。
生産者の皆さんから差し入れにいただいた、ナスとキュウリの漬物とスイカが、汗をかいた体に染み渡ります。
ほっと一息ついたところで、各家庭のバケツ稲の状況や今日の感想を交流しました。
「穂が出てきて防鳥ネットをかけました」「うちは日当たりが良くないせいか、まだ出穂していません」など、同じ時期に植えたバケツ稲でも育ち方は色々のようです。
畑については、「野菜の収穫体験ができる機会は貴重」「オクラの育ち方を初めて見ました!」といった声が相次ぎました。
生産者からは、自己紹介と今年の無農薬田んぼの生育状況が報告され、「ハスまつり」など地域のイベント情報も!
参加者にとってはカタログを見て注文するだけの産地から、今日をきっかけに本当に「顔の見える」生産者になったのではないでしょうか。
主要な農産産地の中では仙台から少し距離のあるはさま自然村ですが、組合員が産地を訪れ生産者と交流する機会をこれからも大事にしていきたいと思います。
(担当理事)