5月に蒔いた岩手大納言がいよいよ収穫の時期を迎えました!
今年の猛暑で、例年にないほど雑草が繁茂し、更にはウイルス性の病気の発生で葉が縮れあまり育たなかった鞘も多かったようです。
それでもそんな厳しい環境に打ち勝って実った小豆たち。茶色く枯れた鞘を手で摘んで集めたのち、鞘をひとつひとつ剥いて小豆を取り出します。
粒の大きさも今年はちょっと小ぶりのようです。中には鞘の中で発芽してしまっているものも。異常気象の影響でしょうか?
収穫量がそんなに多くないと余裕を持って始めた脱穀でしたが、意外に終わらず、大人も子供もみな黙々とがんばりました。
時間が足りなくなり、最後は秋保ゆうきの会の渡辺さんが大きなざるの中で「モミモミ脱穀」。ざるにまとめてみると思ったよりたくさんの小豆が取れました。「何キロ取れたか当てたらいいものプレゼント!」との渡辺さんの声に、みんな「4キロ!」「2キロ!」と声をあげます。
結果は4.2キロ。見事当てた女の子には秋保ゆうきの会のかぼちゃが贈られました。
一粒の小さな小豆が6カ月を経てこんなにたくさん増えることに自然の偉大さを感じます。そしてやっぱり収穫は嬉しいものですね。
気持ちの良い青空の下、みんな笑顔の楽しい一日でした。
(担当理事)