
会場のせんだいメディアテーク
せんだいメディアテークを会場に「私は憎まない」上映会を開催しました。
この映画は、パレスチナ人ながら、イスラエルで働く初めての医師となった、イゼルディン・アブラエーシュ博士の生き様を映したドキュメンタリーです。

イゼルディン・アブラエーシュ博士
ガザ北部ジャバリア難民キャンプでの貧しい暮らしの中、ここから脱するには教育だ、と家族のために働きながら苦学の末医師になった博士。
自宅にイスラエル軍から攻撃を受け、3人の愛娘を失うという悲劇にあったにもかかわらず、「憎しみは憎しみでは解決しない」と共存を訴え続けています。
博士の平和を求める強烈で切実な思いがひしひしと伝わってきました。
映画本編の後に続けて、昨年10月に博士が来日された時のトーク動画も上映しました。
博士からの熱いメッセージに、涙ながらに鑑賞された方も多かったようです。

参加者の心に響く、博士からの熱いメッセージ
ガザの出来事は決して私達に関係の無いことではなく、人権を揺るがす、世界中の人にとっての脅威。
日本の地でできることを、一人一人が考え行動を起こそうと思えた時間となりました。
(担当理事)