始まりました、組合員交流会の季節!
トップバッターは2/5開催の泉B地区。「趙さんの味」でおなじみの李香星(イーヒャンソン)さんを講師にお招きし、組合員・ゲスト・地区委員合計26名でキムチ作りに挑戦です。

ワイワイにぎやかな会場
まずはずらりと並んだキムチ材料を前に、キムチについての基本を学びます。

たくさんのキムチ材料
「韓国ではキムチの仕込みは年一回、日本の桜前線のように『キムジャン前線』っていうのがあってね、キムチの作る頃合いを『今はここだよー』って知らせてくれるの」。
えー!その話知らなかったー!前線!?そのくらい韓国にとってキムチは重要な位置づけなんですね。

キムチのお話
キムチに使われるタレ「薬念醤(ヤンニョンジャン)」とは、薬のように身体にいい食べ物で、食べ続けることで健康になって欲しいと願って作るもの。
そんなふうにキムチのことを説明していく中で、韓国でのキムチの食べ方・使い方から、添加物のことまで、優しくほのぼのとした語り口で、でも時折ピリッと胸に残ることを伝えてくれる李さん。みんな真剣にメモを取りながら聞いています。

食べてみる人~!
お話しながら次々材料を混ぜて、できた薬念醤を「食べたい人―!」と手に載せて味見させてくれました。
結局全員が身を乗り出して手を伸ばし「んんー!」「美味しいー!」。この流れで会場の全員がリラックスして盛り上がり、会場の空気はいい感じにあったまりました。
さあ、いよいよテーブルに分かれて作業開始です。

薬念醤をぬりぬり
作業自体は塩漬け白菜に薬念醤を塗り込んでいくだけなので、あっというまに完成!

完成するとこうなりま~す!
袋詰めした「お土産キムチ」はお家で乳酸発酵が進むまで寝かせていただき、この場では「キムチ鍋」と「趙さんの味」のキムチ食べ比べ試食タイムです♫

生産者との交流は楽しい!
「チャンジャ、大好きなの!」「ごはんまで出していただけるなんて」と喜びの声に、キムチ鍋を用意した委員さんも、李さんも嬉しそう。

お楽しみの試食の数々
あいコープでは毎年大人気の「キムチ企画」ですが、今回もたくさんの笑顔が生まれ、満足してお帰り頂けたようです。
年に一度、組合員同士の交流の場となる2月の各地区の企画。お楽しみだけでなく「生協とは」「組合員活動とは」の確認の場でもあります。少しだけお時間頂戴して、紙芝居でお話させていただきました。
生協とは、欲しいものを買えるだけの組織ではありません。望む暮らしを実現するために、ともに知恵を出し合い、協力して行動を起こすのが「組合員活動」です。
今日の学びを伝えるために、このような企画を考え準備した地区委員会の活動がまさにそれ。そんな活動を続ける地区委員のお仲間も、来年度の活動を見守り、組合員の声を届けてくれる総代さんも、絶賛大募集中です。
後に続く他の地区の組合員交流会でも「おいしい、楽しい、学べる」チャンスが待っています。ぜひ足を運んでいただき、活動のお仲間入りをお願いいたします♫
(担当理事)