曇り空の少し肌寒い日、天童トライりんごオーナー活動も3回目、「摘果」の作業が行われました。
まず最初はコンフューザーの取り付け作業。
コンフューザーの取り付け方をレクチャー
これは虫が交尾の相手を見つけられなくするホルモン剤だそうで、これにより虫の繁殖を防ぎます。
虫の種類によって様々な種類のホルモン剤があるそうです。
コンフューザーを枝に引っ掛けて結びます
天童果実同志会の伊藤信行さんに取り付け方を教わったのち、参加者みんなで3本の木に約120本ものコンフューザーを取り付けました。
その後は「摘果」の作業。
どちらを残そうかなぁ
前回の活動では花摘みをしましたが、これは5,6個まとめて咲いた花のうち、真ん中の花を残して後は摘み取る作業。
摘果作業中
今回の「摘果」は、花摘みをし損ねて、小さな小さなりんごが複数実っているところを1つ残して摘み取る作業です。
大きいのや真ん中の実以外は全部切り落とします。
家族でりんごのお世話
摘み取られる赤ちゃんりんごが不憫ではありますが、大きくておいしいりんごを育てるための大事な作業なんです。
一見なさそうに見えても、始めて見るとやってもやっても終わらない。農家さんの苦労を感じる時間でもありました。
今年は「ウラ」の年で、実りは少なくなるだろうとのこと、さらに花の付きが悪かったり受粉しずらかったりなど、気候変動の影響で果樹栽培は年々難しくなっているようです。
そんな中おいしいりんごを毎年いただけることに感謝の思いが湧いてきます。
作業の後は、サクランボの差し入れが！！
今年初のさくらんぼの味
真っ赤に熟れた佐藤錦に子ども達は大喜び！群がって夢中になって食べていました。ごちそうさまでした！
さくらんぼおいしい！
(担当理事)
